mimiZ

mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2013年04月06日(土)

130406 [《変容の対象》]

濱地潤一さんより今月の《変容の対象》第1小節目の動機を受け取る。
冒頭文は「怒りの園」。

http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20130405

Posted by shimaf at 20時48分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

130406 [福系]

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先日の《BUNDLE IMPACTOR》のコンピュータの内部処理はあらかじめ決められているので、その処理を整理するために文字にまとめている。
そのような作業をしていると、出来上がってくる文章がコンピュータのプログラム言語に似てくるように思った。ここでは函数と変数の役割が明確に別れている。
内部処理が同じものだとしてもその処理が扱う"音源"が演奏毎に微妙に変われば、結果として聴こえる演奏結果には差異が生じる。

「そこでは機能和声との関連が知覚されるので、作曲語法として完全なコントロールが必要だと考えます。」というような意見を作曲家の水沼慎一郎さんとやり取りをしていて、いただいたのだけど、函数と変数の関係について話をするのを忘れてたなと感じた。
もちろんこれは、一般的な意味での作曲として捉えるならば、コントロールされた作曲行為などではあり得ない。しかし、、とも思う。

Posted by shimaf at 13時41分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2013年04月03日(水)

ペンデレツキの自作自演初期作品 再発 [福系]

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ペンデレツキの自作指揮の1枚目(2枚組)。

ここ数年は大きな音でCDを再生させる機会としては、たまに独りでドライブをしているときくらいだ。
このペンデレツキの自作自演集の再発のCDを購入して聴いた時もやはり車の中だった。厳密にいえば鑑賞に良い環境ではないが流れる夜景や前の車のブレーキランプやらが時にとてもドラマチックに見えたりするのを半分は素直に楽しみ、もう半分は少し呆れた気持で聴いている。

この日のペンデレツキの初期作品は、ドライブ中には異質に響くので最初は冗談半分の気持で流していたけれど、だんだん引き込まれていった。ボリュームを上げたくなりさらに音の細部に吸い寄せられ、この新鮮さはなんだろうと思ったりもした。自作自演でここまで印象が異なるのか、とやや唖然としながら帰り、あらためて調べたら実は約10年前に自分が買っていたCDの再発だったことが分かった。(今回の再発の2枚組のうちの1枚。)

この当時のCDはペンデレツキの自作自演ということで喜んで買って聴いていたものの、CDの後半には耳が疲れて聞き終われない、という種類のCDだった。それがこの曲群の印象であったし、ペンデレツキの初期作品は"体調が良ければ"気持をただして聴こう、そういう種類の曲と思っていた。
しかし、今回のその再発盤にはそこまでのハードルが感じられず、音響的に興味深い箇所がたくさん見つかるような気持だった。この違いはなんだろうか。

自分の耳が変化したのかとも思い、後日同じ環境で昔のCDをかけたがやはり、耳が痛くなり10秒で止めた。高音の耳に痛い周波数ばかりが耳についてしまうのだ。

ということは今回の再発版は多少音質の調整が行われているのだろうと推測したが、録音物としての価値は今回の盤のほうがあるようにも思った。再発とはいえ今の環境でベストのクオリティーを目指した結果かもしれないし、そういう精神からのことだとしたら喜ばしいことだと思った。

しかし、これで作品の真意はどちらにあるのかはかえって分からなくなった。

また、想定する再生環境によってベストのものを選択するのなから、現在mp3での配信を主流にしているところも、イヤホンなどの鑑賞環境に最適化されるようなマスタリング方法へのこだわりもあるということだろうか。
前向きな説明がほしい。

Posted by shimaf at 08時45分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2013年03月20日(水)

130319 [《変容の対象》]

濱地潤一さんへ《変容の対象》2013年3月の8-9小節目(ピアノ)を送る。
2013年3月19日の夕方。

《変容の対象》のやり取りは続いているが、こちらが体調を崩しぎみだったりして、webにログを残せていない、後日まとめるか。

Posted by shimaf at 08時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2013年03月19日(火)

《BUNDLE IMPACTOR》('13) 初演当日。 [レポート]

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夜中に何度か目を覚ました。寝ぼけた存在が鏡の向こうで動くのを自分だと確認してはまた少し眠った。

2013年3月7日の朝、目を覚ましてホテルの朝食をいただいた後はチェックアウトの時間まで部屋で過ごした。前日の晩に受け取った濱地潤一さんからのCDRをパソコンで開き、その録音を聴きながらベットに横になって目を閉じた。
「elder allegro」
「分断する旋律の向こうに浮かぶオフィーリアの肖像。その死に顔」
「Bach courante(を主題としたコンピュータ・〜・コンポジション用音源)」
など。
「オフィーリア Ver.2」と書かれたものはコンピュータ処理のヒントにしてください、と、濱地さんがケーブルのノイズを上乗せして編集されたものだった。その簡素で且つ充分に効果的なアプローチを聴いて、さて、コンピュータ処理はどうすべきかとぼんやり考えながら、閉じた目の裏にうっすらと浮かぶ音像を楽しんだ。
こうしてゆっくり音楽を聴くのもとても久しぶりな気がした。

チェックアウトの時間ギリギリにホテルのフロントに行ってチェックアウト。

荷物が重かったので寄り道もせず、会場へ歩く。到着。

水野みか子さんの作品のリハーサルが行われていたので、拝見した。とても緻密で知的なライブエレクトロニクス作品と感じた。こういう強度は特別な機会でないと巡り合えないとも思う。

濱地さんからメールが入り、新宿のホテルを出たという。私は会場にいますと答えた。


14時半よりリハーサル。
セッティングが終わって、最初に6chのスピーカ出力バランスを確認するための音をPAに送った。たまたまPA側でスピーカの出力がアンバランスになっているようだったので調節してもらった。その後、使用スピーカから出るサイン波の出力に耳をすました。しかし、サイン波では位置の分離がよく分からず矩形波に変更したみたら幾分良くなった。(いま思えばホワイトノイズのほうが良かったかもしれない。)

会場が横に長い空間だったので、PCからの処理音が前方にほとんど定位されなくなってしまうので、音響さんに頼んで少し前方のスピーカにも音を滲ませてもらうことにした。

そうこうしながら、リハーサルで3回の通し練習をさせてもらった。コンピュータの処理は組み上がっていたし、変更もなくいけそうだった。ヘッドフォン内でシミュレーションしていた音響とも大きな誤差はないと感じた。チャンネルの切り替え時に生じると思われたクリップノイズはほとんどなかった。これは良質な音響機材のゆえなのだろうか。制御されない(効果として使わない)クリップノイズはヘッドフォンで聴く分にはちょうど良くても会場では大きな音になり過ぎて不本意な音響になることもあるから、今回のような作品では少ないほうがありがたかった。

リハーサルはどれもコンピュータ処理の部分が違って聴こえて、興味深かった。内部処置はシーケンスとして固まっているものなので、聞こえが変わるのは扱われる音源の違いに終始される。これはアルトサックスの旋律とクラリネット&オーボエのアンサンブルとのかみ合わせが毎回異なっていることの証拠でもあったから、毎回その結果を楽しんだ。そのどれも自分にとっては尊い分析対象のひとつだからだ。

3回目の通し演奏は、リハーサルの残り時間を考えると最後まで行えるかぎりぎりのとことだった。舞台監督のかたに時間になったら止めてください、と伝えて3回目を行った。
やはり、最後の数分残して時間となったと思ったので、舞台監督に目線を送るとそのまま続けて良いとの指示が。終わって聞くと、次のリハーサル予定だった松井昭彦さんが「好きなだけやらせてあげて」と舞台監督に耳打ちされていたとのこと。感謝してリハーサルを終える。



曲の終わり方は、舞台中央の小型スピーカ(持ち込み機材)に集まる予定だったが、何度やってもそのように聴こえないのが何となくひっかかって、リハーサル後の空き時間にプログラムの確認をしたら、安全装置としておいたものが逆に悪さをしていたことがわかったので、修正した。


本番まで濱時潤一さんとお茶。
本番は演奏の準備ができた後、いつ演奏を開始するか、ということが少し話題になった。
最初に濱地潤一さんが吹くマルチフォニックスによる3音について、そこはコンピュータの処理と関係ありますか、というような質問を受けたので、そこはまるっきり濱地さんのソロです。と答えて、それすらもお伝えしてなかったのか、、と自分で自分の頭の中に水を流したい気分になった。

ではある程度自由に開始できるのですね。
はいそうです。

一応、演奏前には福島さんを見ましょうか。
お任せしますよ、問題なければ僕は特に何も合図は送りませんけどね。(笑)




時間をみて会場へ。
休憩時間には来てくれた方たちに少しだけご挨拶もできた。
新潟在住だが丁度仕事で東京へ来ていた高橋悠さん・香苗さんや偶然横浜に戻って来ていた鈴木悦久さんヤスコさんにも会えてうれしかったし、なんだか不思議な気分になった。



初演、スタンバイ後、それでは始めようかというときにマイクスタンドまで歩く濱地さんが途中で一瞬こちらを見られた。
ほんの少し目が合っただけだが、それで大丈夫。無事に初演を終えた。

印象的な静かな目だった。


最後の処理も上手くいった。初演後、《フロリゲン・ユニット》のメンバー(クラリネットの伊藤さんと櫻田さん、オーボエの山口さん)が本番の終わり方が小さいスピーカーに集まってくるのが分かりました、と言ってくれた。

実は本番だけ成功したんです、と白状したら えー、と笑っていた。



終演後、メンバーで話をしていたら、僕の靴の紐が両足とも何カ所かさらに切れていたのを発見された。まったく気がついていなかった。
ミサンガ的な何かですか?と誰かが言っていたのを笑って流したが、
いま思えば無事に初演は終えられたのだし、本当にミサンガ的な何かだったかもしれない。
奏者を巻き込む初演だから終演後にわびしい気持にはなってもらいたくない、独りの場合もそうだけれど、年々発表での失敗はできなくなっている気がする。去年の8月、正福寺での演奏の時に受けた気持のようなものが続けばとても続けられないと思う。とはいえ、本番はいつも何があるか分からない。験を担ぐために黒猫を横切らせない努力をしたりもしてしまう、ということか。



見るに見かねて、濱地さんが左足の靴ひもの一カ所を軽く結んでくれた。

簡単に一回巻きなので、すぐ解けますけど。

いや、すいません、そんな、いやほんとにすいません。。


夜行バスで移動して、翌朝、新潟に到着。
アパートに帰り靴を脱ごうとしたら、見事に靴ひもが両足ともバラバラになっていてあきれてしまった。が、濱地さんが結んでくれた箇所だけはしっかりと残っていたのだから不思議なものだと感じ、無事初演を終えたことを噛み締めた。








濱時潤一さんの記述
http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20130311

画像(320x213)・拡大画像(800x533)
画像(320x213)・拡大画像(800x533)
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Posted by shimaf at 13時23分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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