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2012年07月17日(火)

120717 [《変容の対象》]

画像(320x213)・拡大画像(800x533)

濱地潤一さんへ《変容の対象》2012年7月の5-6小節目を送る。
今月の組織もなかなか面白い展開になってきている。濱地さんの第1小節目の三連譜を使ったリズムと添えられた1文がじっくりと作用しているようだ。



ヘルマン・ヘッセを久しぶりに読み返したくなった。天の邪鬼で若かった当時、最初に手に取った作品は「デミアン」だった。その後「知と愛」でジーンと心の奥に響く後読感を得た。「車輪の下」は随分後に読んだために、根底にあるモチーフは他の作品にも既にちりばめられているように感じたため、孤独で暗く苦しい印象のみが強く残った。
鎌倉の古本屋さんで出会ったのはヘッセの詩集だった。
Wolfさんはドイツ人だし、ヘルマン・ヘッセの話をしてみたら、彼は若い頃に全て読んだよと答えていた。未読のヘッセを探しにいこうか。

Posted by shimaf at 15時56分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年07月16日(月)

120716 [福系]

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:
Beethoven: Piano Sonata #14 In C Sharp Minor, Op. 27/2,
"Moonlight" - 2. Allegretto

:
暑い夜だしテレビを消して音楽でも流そう。
パソコンに入っているリストをシャッフルして再生。半ば強制的な再生のほうが聴く側の集中力を高めてくれる場合もある。確かに夏っぽい曲というのは自分のパソコンにも入っていないようにも思う。

:
Rei Harakami: Cape (from album"Red Curb")

でもレイハラカミさんのアルバムは音色そのものが物憂げな夜に寄り添ってくるようにも感じた。自分から再生ボタンは滅多に押さないのだけれど。冬は冬であう気もするし。


:
Heart Beat −Break The Code And Read The Message-
坂本龍一

92年のアルバム、当時どんな気持で聴いていたかかすかに思い出した。90年代初期はそれ自体物憂げな時代でもあったと思うが、現在よりは音楽はまだ肉体を持っており、肉感的だったのだとも思える。


:
The Orb: U.F. Orb ( from album"U.F. Orb")

これも92年のアルバムだった。当時、爆音でステレオを鳴らしながら昼寝した。窓の外では微かに蝉の鳴く声が聴こえて来ていた。同アルバム収録の"Majestic"では紫に揺らぐような色彩的なエフェクト音に魅力を感じていた。当時はかなり肉体から遊離した音楽だと感じていたが、今聴くとやはり身体性を基にした音楽の構築は強く感じられる。シンセでシミュレートされたコンガの音色など聴くと特にそう思う。


UFOといえば中学生のころ角田山の上空に浮かぶオレンジ色の飛行物体は何度か観たことがある。当時から角田山上空で多く見られるとは聞いていたけれど、当時はテレビでもよくUFO特集などされていたし、実際自分は信じやすい性格でもあったから根本的には観る事を期待して生きていたとも言える。テレビで見るほど驚くようなものでもないから部活の友達数人とあれおかしくない?という話を少しした後は、また陸上の練習に戻っていった。

Posted by shimaf at 23時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年07月15日(日)

120715 [福系]

画像(320x213)・拡大画像(800x533)

ここ数ヶ月、ほとんど本を読んでいない。
音楽と接するために必要な集中力を時には発揮しなければならず、そちらは一度スイッチを入れてしまうとしばらく抜け出すことが難しい。幸いにも、この期間にいくつかの音楽的な出会いがあって、その度に少しだけ胸に火が灯っては消えていくという日常をおくっていた。

そろそろ本でもと思い、気になるものをぱらぱらとめくるけれどどうにも先の長いことのように思えてしまって途方に暮れる。

これではだめだと、ちょっと前に古本で安く購入していた「世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)/藤原 正彦 (著), 小川 洋子 (著) 」を手に取った。
対談形式の読みやすい内容だったのでこれならば読めそうだと一気に進めた。
文学者と数学者が数学の美について語っており、数学の幾多ある公式の、その存在価値における最終判断はその美しさによって計るしかない。というようなやり取りがとてもロマンチックだった。見事なまでに美しい式や公理とはいったい何と通じているのか。数学の証明は一刀両断、全く正しいか全くの無か、という厳しい世界でもある。

残念ながら音楽と数学の関係については語られるべくもないが、何となく良いかもしれないねで終わる音楽はやはり美しくはないのだろう。もっと明確な法則の上に成り立つ音楽的な美を考えたい、などと考えた。

Posted by shimaf at 08時37分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年07月14日(土)

120711-14 [《変容の対象》]

画像(320x213)・拡大画像(800x533)

2012年7月11日:濱地潤一さんより《変容の対象》7月2-3小節目を受け取る。非常に音数の多いアプローチだが整理されている。
http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20120711

2012年7月14日:濱地潤一さんへ《変容の対象》7月3-4小節目を送る。

Posted by shimaf at 07時12分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年07月10日(火)

無題3:氷中フロレットより移植されたもの [音系]

画像(320x212)・拡大画像(800x532)

2012年6月10日:には東京で日本電子音楽協会の総会があり参加した。

その後、横浜に移動してフロリゲン・ユニットの録音会を行った。集まってくれたのは、クラリネットの伊藤めぐみさん、櫻田はるかさん、オーボエの山口裕加さん。《florigen unit》の木管初演メンバーだった。

時間的には約2時間ほどしかなく、セットアップを入れると充分な時間をとれたとはいえない。目的の《florigen unit》の録音はスムーズだったが初演当時のモチベーションをどのように維持してさらに良い結果を生むかというところで、自分自身に迷いがないわけではなかった。奏者の演奏は初演当時より安定しているように感じたし、気に入らない箇所があれば奏者側から再録の提案などもあり短い時間の割には安定した録音が得られたと思う。ただただ感謝であるが、作品自体がより安定に向わざるを得ないという事になにかひとつ腑に落ちないものがあった。

同時にこの日は、マリンバと室内楽アンサンブルのための《氷中フロレット》('12)から音列をとりだして、今回の編成用に書き直した《無題2》というショートピースも用意していった。実は仕上げは移動中などでおこなっており、結局コンピュータの処理は満足いくものにはなっていなかった。仕方がないので、この日は木管アンサンブルのみの演奏を1回のみ録音して持ち帰った。


後日、この日の録音をコンピュータで処理し直して、編集し《無題3》を実験的に作った。この方法論ならば、ひとつの録音から複数のバリエーションを得る事は可能で、《無題3》は複数の曲の組曲形式にまとめても良いとも思っている。

《無題3の1:氷中フロレットより移植されたもの》('12)
https://www.box.com/s/c470c8a29f75b3570956

Posted by shimaf at 22時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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