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2011年12月02日(金)

2011年11月(1) 第6回JFC作曲賞 [レポート]

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2011年11月はいろいろな精神に触れる機会の極めて多い月だった。
今年は特に発表は少ない年でもあったのでなおさらそう感じたのかもしれない。
実際に東京にも何度も足を運び、その都度心が痺れるような感覚になっては地元へ戻り、その高ぶりをやや沈めては再び向い、、というような心境だったので、平常時の心の着地点というものをぼんやりと考えることにもなった。

また、直接会って会話を交わすというシンプルなあり方が最も多かったものの、それ以外、実際には同じ場所にいない人の存在や、街そのものが持っている土地のテンションのようなものにも多くの影響を感じた。自分の中と外に常に何かがうごめいていた。ただ、それは渦中のときには分からないものでもある。



具体的日程では第6回JFC作曲賞の本選会、そして淡座の旗揚げ公演へのお手伝いを宇都宮と東京とで2回、合計3回の公演を行ったことにまつわる。



第6回JFC作曲賞については個人的には良い経験であったことは間違いなく、ここで得た事はまた今後に繋げていきたい。東京、新潟からも家族や友人が多く足を運んでくれた日でもあり恐縮だったがこんなにうれしいことはなかった。また、今回のプロジェクト中は濱地潤一さんからは時折だが的確にメールをいただいており、実際に同じ場所を共有するしないに関わらずここでも大きな精神の渦を感じた。

何よりも、自分が本番中には何もせずに曲が演奏されたこと、その事の緊張感と喜びとがとても新鮮だった。あらためて関わってくれたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいである。
本選会での7作品すべてあわせた奏者の総勢は約50名と大人数であり、すべての方と話ができたわけではないが、控え室は独特の熱気で満ちていた。そんな中、黙々と論文を進める飛谷謙介君も頼もしかった。
他の作曲者達と二三の会話、急遽記録係になっていた木村悟之さん(「軌跡映画1 Cyclops」)とは数年ぶりの再会で感激だったし、事務局の皆さんの働きぶり、そして何より審査員三名の熱意に心を新たにした一日だった。

JFC作曲賞の発表は後日、18日にweb上で発表となっていたが、その日は淡座との初合わせで東京だった。後日、講評をありがたく拝読した。IAMAS卒業時期のミーティングで当時指導教官だった三輪眞弘さんから
"福島君、音楽はもっと豊かなものでもあるんだよ。"というような事を言われたのをぼんやり思い出し、心を少しくすぐられるような気持になった。

あの頃から変わらない根っ子のようなものはあるかもしれない。

でも少しずつではあるが、音楽を通して共通意識を持つ重要な人たちが周りに増えているのは間違いなく、"音楽によって" 豊かに育ってきたものはある。
さぁ、これからどう答えていきましょう、ということなのだろう。

あらためて皆様に感謝を。

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木村悟之さん

          


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Posted by shimaf at 18時58分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年12月01日(木)

Mp5-3 & Mp5-4 [音系]

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[1]Mp5-3
会話は飛谷謙介さんと福島諭。2011年11月9日、JFC作曲賞の初リハーサル日の夜の会話から。
http://www.box.com/s/pb9cye4ql7hnvznx9mry(6:32)


[2]Mp5-4
会話は濱地潤一さんと福島諭。2011年11月15日のskypeでの会話から。
http://www.box.com/s/0jxqk96vct0de13nt285(4:48)

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Posted by shimaf at 02時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年11月30日(水)

111129-30 [《変容の対象》]

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2011年11月29日のお昼過ぎに新潟に帰ってくる。

《変容の対象》の8-9小節目を濱地潤一さんへ送る。

http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20111129


その夜の21時に濱地さんより9-10小節目の返信が入っていたが、確認したのは30日の朝だった。前日は疲れがとれず、寝てしまっていたためだ。

+
30日の夜、電車の中で変容を書き、20時半過ぎに10-11小節目を送る。


11-12小節目が21時10分頃届く。「まだ続きますよ。」とメールに書かれており、確かにまだ続くと思った。

+
12-13小節目(ピアノパート)を21時43分に濱地潤一さんへ送信する。

+
10時15分に濱地さんより13-14小節目を受け取る。
次の小節の音数の指示は[0]。ここで終わった感じがするということ。

+
先ほど23時06分頃、濱地潤一さんへ14小節目のピアノパートを送る。
15小節目の濱地さんからの指定された音数は[0]だが、小節の拍数は決められるはず。その可能性を考えたが、やはり14小節目で終わった気がしたので、そのようなことをメールで書いて、あとの判断を待つ。

30日も残り1時間を切った。


+

30日23時24分に濱地潤一さんから確認のメールを受け取る。
ここで今月の曲はfineとなった。

メールでは、濱地潤一さんが今月のサックスの旋律に、コルトレーンのある曲へのオマージュという態度をとっていた事が明かされた。
ある曲の組織の際にその原風景となる特定の曲を想定するという態度は、《変容の対象》の扱う事柄からもとても意味深い事だと感じた。


それにしても、最終日にこれだけやり取りをするのは初めてだった。
多分、僕の中にも濱地さんの中にも、今月導入した新しいルールに関して、まだまだ試行錯誤が必要だと考えていたということが大きいかもしれない。

個人的なことでいえば、今回の新しいルールに対して一貫した姿勢は貫けなかった。何ができて、それがどう作用するかがまだ分からないからだ。
今月終えても、すっきり分かったという感じはまだない。
可能性はルール導入前にいろいろと考えていたものの、それを実際ほとんど試せないでもいる。それは構造的な欲求よりも積み上げられた楽曲の引力のようなものが強く、その可能性を許さない、というような気持にさせるからでもあった。

来月は濱地さんからの動機で始まり、今回の新ルールも引き続き継続されることになった。

http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20111130

Posted by shimaf at 21時44分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年11月27日(日)

111126 [《変容の対象》]

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2011年11月20日@be off

2011年11月26日:《変容の対象》11月7-8小節目(サックスパート)を受け取る。濱地さんからのメールの送信時刻は夕方だったが実際に私が受け取ったのは深夜だった。濱地さんからの9小節目のピアノパートの指定音数は[9]。理由がメールに書かれていて、数字の扱いが面白いと思う。こうして積み上がって行く数字からの構造と音楽的なニュアンスとの関係がどのように関わって行くのかに興味がある。作っている側が思っているほどは明確には関係が認識されないという事も充分考えられるのだけれど。
http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20111126



帰りの電車の中で、先日濱地さんとskypeした時の録音を聴き直していた。なぜ僕はこうももたもたしゃべるのか。聞き返してみて分かる発見などもある。いずれmimiz podにまとめたい。


26日、この日は淡座のリハーサルで東京を日帰りした。スピーカも持ち運ぶのでやはり肩が痛い。JFCの時もこの荷物セットだったので、今月は何回もこれで移動した。筋肉は少しはついたかもしれない。

淡座の旗揚げ公演、28日が東京の紀尾井ホールで本番である。

この公演では、「芝浜」という演目で一部エレクトロニクスで参加する。楽譜はすべて作曲家桑原ゆうさんの楽譜にしたがっている。その指示にしたがい、音源を加工処理して再生のためのプログラミングはMax/mspで構築した。

故に、私はお手伝いという位置づけなのだけど、こういう公演はなかなかないのではないか、という気持にいまなっている。

落語の噺の世界と、現代音楽のトーンが絶妙なバランスで対応しているように思うからだ。重すぎず、軽すぎず、そして何よりも大切な物語がしっかり表れている。

桑原さんの今回の曲は淡座メンバーのヴァイオリン、チェロ、三味線という編成で、どれもが主に特殊奏法で成り立っている。それらを有機的に弾ききっている奏者達もすごいと感じる。倍音や歪みのような音響的にはソリッドな響きがなぜか独特な肌触りを感じさせる。また、三味線の音色がそこに艶を加えているように思う。

なかなかない公演だと思う。
本人達は当事者なので実感を持てているのか分からないが、自信を持っていいと思う。

他の表現から明確な差異を提示する、というはっきりしたものはないのかもしれないが、絶妙のバランスで質の違うものを提示しようと挑戦しているのだと思う。本人達には、やがて明確に意識化される時もいずれ来るのだろうが、まだ確定前の様々な可能性を含んだ今は、特に面白い時期だと思う。
僕はいま、この表現を応援したい。


+

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Posted by shimaf at 00時32分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年11月25日(金)

111125 [《変容の対象》]

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濱地潤一さんより《変容の対象》2011年11月5-6小節目(サックスパート)を受けとる。23日の朝の事。
http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20111123

25日の夜に6-7小節目のピアノパートを送る。

Posted by shimaf at 23時59分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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