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mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2009年05月16日(土)

《Amorphous ring I》楽譜作成中。 [福系]

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時間がある時に、あと、忘れてしまわないうちに、
せっかく考えたことはまとめておきたい。
でも慣れないから面倒くさい。
レイアウトの勉強したい。
モチベーションが高いうちに頑張る。

Posted by shimaf at 23時47分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年05月15日(金)

090509楽屋。 [福系]

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だいぶ日も長くなりました。昨日の夕方の雲の存在感にやられてしまい、昨日は早々に寝込んでしまいました。


先日の「電子音響音楽シンポジウム&コンサート2009」の際に、朝から無理を言って濱地潤一さんと合流し、出演者としては一番のりで会場入りしてみたものの、リハーサルまでは結構な時間があり、かといってリハーサルが終わってからも本番までは結構な時間がありで一日中ソワソワして過ごすことになりました。

ですが、楽屋で濱地さんとあれこれしゃべっている分には時間を忘れ、ここぞとばかりに話をしていた訳です。

その中の話題の一つに、僕が今回どうしても聞きたかった話題があり、それを濱地さんへ聞いてみたものがありました。
それは、アランというフランス人哲学者の書いたプロポという形態の文章をまとめた『四季をめぐる51のプロポ』というものでした。

今年の春に偶然見つけて500円だしと購入してパラパラ読んでいたのですが、書かれていることが非常に新鮮で、、というのも一見何気ない文章で、断定的な部分は極めて少なく、これといった主張を得られないかのように思いながらも、文章全体から伝わる温度は非常に中庸な、しかもそれが確固とした決意を帯びている。そんな何とも言えないものを含んでいるように感じていました。
それぞれのプロポは最後に日付が記載されていて、おそらくその日に一気に書かれているのだと思うのですが、一応年代が違えど月ごとに並べられています。
自然の周期的な変化と人間の精神がリンクしたりしなかったり、しかし何かしら影響を受けている、そうした偉大な自然に対してすべて自らの思考を対応させようとはしていないのですが、だからといってそれをすべて否定もしていない。その中庸な立ち位置がむしろ新鮮に思えました。

思想としてはたぶん「弱い」と判断されてしまうようなこうした曖昧さを、「たたずまい」としてしっかりと主張、実践しているということが、不思議にも思え。これは戦うための思想では全くないし、20世紀初頭にこういう考えがあったということ自体にも驚きました。

「中庸さ」ということで僕がいつも頭に思い浮かべるのは、前田真二郎さんで、僕が学生の頃にそうした話をしてくれたことがありました。確かアルゴリズミック・コンポジションのどこまで作者が作り込むべきかという論点の中で、そんな話題になったと記憶しています。(これは同時に全く作り込まないことなどできるだろうか、ということも含みます。)

表現の「中間領域」みたいなものに少しずつ目が向き始めたのはそれ以降になります。

表現の「中間領域」とはなにか、それは単に中途半端ということではなく、まだよく理解できていない部分、言語化するにはまだ未整理な表現だったり、複数の要素が奇跡的なバランスでなんとな成り立っているような、そんな領域なのかなと個人的には思っていますが、ちょっとよく分からなくなったときは前田さんの「日々」を観かえしてみることにします。

Posted by shimaf at 17時43分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年05月13日(水)

CDR [ fatal inside ] (2009) [CDR系]

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先日(2009年5月9日)の発表の際には、密かに物販もさせてもらっていたのですが、濱地潤一さんにまとめてもらっていたCDR[ fatal inside ]を持ち帰らせてもらって聴きました。

一曲目は先月4月1日の濱地さんが新潟にいらっしゃった時のスタジオ録音から一曲。《"contempt" for saxophone and computer》でした。
二曲目は《fatal overture》で、いままでやり取りしていた音源に濱地さんの音源を加えての編集作品になっています。どちらも濱地潤一さん主導で作曲された作品集ということになると思います。

《"contempt" for saxophone and computer》は、先月のスタジオ録音の際の記憶がまだあるので、あまり客観的には聴けていません。
《fatal overture》は濱地さんの循環呼吸によるマルチフォニックス奏法が前半部と終盤に登場します。この奏法による表現はいつも思うのですが、持続音であっても、ドローンとはまた少し違う、非常に聞き手に対しても身体的に迫ってくる持続音響になっていて、不思議です。
これから聴き手としては音の種類によって、呼吸を求める音とそうでないものがあるかのように感じてしまいます。サイン波の持続音には感じない息継ぎを求める衝動がどうしてもつきまとってきます。これは生演奏で見るより、録音物の方が明確に感じるように思います。

また同時に、《fatal overture》のミックスの感じは、暖かみを持っていてこれは濱地潤一さんのセンスなのだともうのですが、非常に良いように思えます。まだなかなか手に入らないと思いますが、機会のある方に聴いてもらいたい音源です。



濱地さん本人による解説が後日書かれていましたー>こちら。

Posted by shimaf at 00時12分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年05月11日(月)

《Amorphous ring I》無事初演。 [レポート]

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「電子音響音楽シンポジウム&コンサート2009」

無事終了してきました。長旅お疲れさまでした。ようやく少し一区切りで、今日は少し休んでまた切り替えて次に向けていきたいと思っています。

ご来場くださった皆様ありがとうございました。3時半からシンポジウムが始まって、後半のコンサートが終わるのが21時半と長丁場でしたがもろもろ勉強と経験を得ることができました。

とにかく、濱地潤一さんありがとうございました。本番のステージにリハーサルではあった返しのスピーカーがなくなっていたり、コンピューターが曲の構成を勝手に微妙に変えたりと、結構細々びっくりしましたが、無事に音が消えていってくれて一安心ています。今回見せたかったもののほとんどは見せることができたのではないかと思います。


終演後は会場に来てくださった方々と、あんまりゆっくり話しができなかったのが残念です。

楽屋で濱地さんと長話をしていたら他の出演者などとはぐれてしまい、その後濱地さんと二人で軽い打ち上げになりました。つづく。

Posted by shimaf at 00時08分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年05月08日(金)

《 Amorphous Ring I 》(2009) [告知関係です。]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

2009年5月9日に新作《Amorphous Ring I》を発表します。
ソプラノサックスとコンピューターによるリアルタイム処理のための作品で、濱地潤一さんに吹いていただけることにりました。

実際は今年のはじめから予定されており、これまで遠距離ながら和歌山の濱地さんと連絡を取り合ってなんとか形にしました。なかなか作業の進まない僕にたいして、いつも落ち着いて対応してくれた濱地さんに心から感謝しています。


個人の新作としては2007年の《曇天》以来、システムの内部構造を新たに考えての作品になります。今回の作品のひとつの肝は、一つの旋律が吹かれると同時にそれを録音し、buffer~に録音されていくサウンドを3点の違う再生ポイントで再生させていくシステムを導入したことです。3点は録音時間全体における相対的な位置なので、録音中は徐々に再生ポイントを変えていくわけですが、この再生速度の性質は録音の実時間と密接に関わる特殊なもので、それぞれ再生の速度(性格)が違います。
こうして一つの旋律によって作られる響きが旋律の次の方向性(音)を予告するような関係が生まれ、こうした不思議な関係を感じながら作曲することになりました。
詳しくはいずれ解説付きの楽譜にしようと思います。



*********
《 Amorphous ring I 》(2009)

単旋律の持つ潜在的な特性を見つめたく、1つの旋律の再生速度を変えて重ね合わせることを続けていました。速度の違いによって生まれる重なり具合の違いによって、そこではある程度均質な秩序を持ちつつも不定形な響きが得られる瞬間が時折見られました。
アモルファス(非晶質)は固有の結晶構造を持たない物質の状態で、ガラスや生体組織の多くに見られます。結晶構造を持たないということは必ずしもマイナス要素ではなく、物質固有の性質に深く関わっていることを知り興味深く感じていました。そこで、音楽におけるアモルファスがあるとすればそれはどのようなもので、その結果どのような性質を持つようになるだろうかといったことを考えるようになっています。
《 Amorphous ring I 》は均質な無秩序といえるこのような状態を主眼においた作品であり、今回はソプラノ・サックスによる旋律とコンピューターのリアルタイム処理を用いて演奏されます。
*********


「電子音響音楽シンポジウム&コンサート2009」

日時 2009年5月9日(土)

会場 愛知県芸術劇場 小ホール http://www.aac.pref.aichi.jp/index.html

 ◇第14回 日本電子音楽協会演奏会、電子音響音楽

シンポジウム&コンサート

 ◇主催:日本電子音楽協会、日本音楽学会の共催

による

 ◇プログラム

   15時〜15時55分:Marc Battier氏講演会

           内容:フランスとアジアの 電子音響音楽研究、他、

   16時〜17時30分:シンポジウム

           「電子音響音楽の今日的課題」

   18時〜    :コンサート

           第1部:招待作品(Marc Battier氏、EMSANからの公募作品)

           第2部:JSEM会員による作品

               ※EMSAN = Electro Acoustic Music Society Asian

第一部 アクースマティック作品

〈休憩 10’〉

第二部 ライブ・エレクトロニクス作品

(1)   マルク・バティエ《都鳥》          野村峯山(尺八)

(2)   水野みか子《masque》           杉浦順三(Tb)

(3)   由雄正恒《Cantata no.1》         さかいれいしう(Voice)

(4)   福島諭《Amorphous ring1》        濱地潤一(Sax)

〈休憩 10’〉

(5)   小坂直敏《音声転写/Transcription》    松崎安里子(Vc)

(6)   門脇治《remarkable identity》       菊池奈緒子(箏)

(7)   桃井聖司《 …楽園の愉悦》         岡村麻未(Voice)
                          鈴木智子(Vl)


(8)   安野太郎《ののじで2009/Nonojide2009》                      

シンポジウムは無料です。コンサートは全席自由の3000円となります。

Posted by shimaf at 01時28分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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