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mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2009年04月11日(土)

「リア王 影法師」 [福系]

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KURITA SHAKESPEARE COMPANYによって明日まで行われている舞台「リア王 影法師」を2009年4月7日に観てきました。

会場が亀田に新しくオープンしていて、知人何人かから噂を聞いていたギャラリースペース「gt.moo gallery」ということもあり、かねてから一度は足を運びたかった場所、且つそこでKURITA SHAKESPEARE COMPANYさんの公演とあっては僕としてはぜひ行かなきゃ行けなかったわけです。ただ、この週はいろいろばたばたとしてしまっていて、行けるかどうかぎりぎりまでわからずでした。結局はなんとか時間を作れたので良かったです。

内容はさすがKURITA SHAKESPEARE COMPANYということで、空間構成のうまさは言わずもがなですが、今回は特に演出の巧みさなどもいっそう感じました。リアと三人の娘に焦点を極限までしぼった構成で、結果的にコンパクトに話はまとまりますが、シェークスピアの「リア王」に別の角度から光を当てたような内容に思えました。最終的に立ち上ってくるリアの孤独など、なんと形容すればいいのでしょうか。演劇素人の私にも迫ってくるものがありました。

旗揚げ公演のときに拝見した「リア王」とはまた別物のようでもありますが、僕自身としては当時に感じた経験がまだ傷のように残っていたようで、今はカンパニーメンバーではない知人を思いだしたり、その際のストーリーを心で追ったり、そういった意味では非常に階層的な舞台となりました。これはあくまで個人的な経験ですが、しかしこうした経験も質の高い演劇カンパニーが地元にて活躍されているからこそなのかもしれません。これは日常生活の時間の流れとはまた別の「経験の流れ」が生まれるようなもので、そうしたものは比較的頻繁に舞台に足を運べないとなかなか得られないものでもありそうです。
そうした意味でも今回の「リア王 影法師」は旗揚げ公演時の「リア王」と密接に関係しているように感じられました。

これだけのクオリティーを見せてくれる集団がもしもう一つでもあれば、またそこには新たな批評も生まれるかもしれませんが、現状ではできるだけ長くこうした団体が活躍されていくことを願うばかりです。

ギャラリー空間は天井も高く、よいリバーブがかかっていました。人の声に程よくかかるこのリバーブが一種の催眠効果でも生むのではないかともうほど、人の、様々な声に身を浸した訳90分の公演でした。

Posted by shimaf at 17時19分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年04月09日(木)

濱地潤一さん、新潟滞在にて。 [福系]

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2009年4月1日から2日まで濱地潤一さんが新潟に滞在されました。今回の主な目的は今後の打ち合わせとセッションの録音でした。

1日のお昼過ぎに濱地さんと新潟駅にて合流。久しぶりの対面でしたが、「変容の対象」などでも頻繁に連絡だけはしていたのであまりお久しぶりという感じでもありませんでした。とはいえやはり実際に対面するわけですからメールの何十倍の速度で情報交換できる早さにはやはりすばらしく思うところがあります。
この頃の新潟は寒く、でも雪までは降らないほどで、何となくじめっとした雨がしとしと降っているなんとも中途半端な気候で申し訳ない気持ちになりました。

時間が少しあったのでコーヒーを一杯飲んで、もろもろ話をしました。その後、万代の楽器屋さんのスタジオに3時間入ってレコーディング。
今回の録音は濱地さん主導の曲2曲に対して、僕が即興でアプローチするという形で録音となりました。それぞれ2テイクほど録音して一段落。

僕も久しぶりにセッションをしたので最初は調子が出ませんでしたが、2テイク目からは少し集中できました。やっぱりこういう場に身を置かないと戻ってこない感覚もあるのでしょう。
実はこのセッションに臨む前に、プログラムであるMAX/MSPの処理がバージョンをあげたことによって一部修正が必要な箇所がでてきていて、ぎりぎりまで少し修正に手こずっていました。しかし、そのおかげで新しい処理のアイディアも出てはいたので、その新しいカットアップ処理を初めて試すこともできました。結果は良好でした。

スタジオを出て実家に向かい、雨にぬれてしまって濱地さんには申し訳なかったです。夕ご飯を食べ、その後話したいことをいろいろ話して、土居さんの作品を見たり、今日の録音を聴き直したりしながら気がついたら4時でした。次の日も濱地さん主導の曲のピアノパートを録音する予定があり、起きれるか心配でしたがこの頃はよく寝ていたので案外すんなり起きることはできました。


2日はよく晴れていて、犬のジョンも濱地さんには吠えず、録音も割合にスムーズでした。音数は少ないですが一曲じっくりやって20分弱もあり、途中で町内の時報がなったり、電車が通ったりでがっかりすることもありましたが、ジョンが吠えなくてよかったです。

この日東京へ戻られる濱地さんを車で新潟駅へ送りがてら、前回実現できなかった坂口安吾の碑を見に行きました。予想より大きくて大変驚きました。その後BOOK OF DAYSへ依って少しお話をし、新潟駅でお別れ。

あっという間でまだまだ話したりない感じでしたが、録音関係は案外スムーズにいって濱地さんへお渡しできたので当初の目的は達成され良かったのではないかと感じました。

後日、編集音源の一部が破損しているのを知る訳ですが。訂正版は先日送ったのでようやく小休止。

Posted by shimaf at 14時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年04月06日(月)

濱地潤一さんが新潟にいらっしゃいました。 [福系]

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2009年4月1日から2日に和歌山の濱地潤一さんが新潟にいらっしゃいました。
今回は発表はなく、スタジオ録音と今後のミーティングでしたが内容はとても充実したと思います。僕自身も久しぶりに音楽に集中する時間を持てとても有意義でした。

アンサンブルの楽しさ、その場の瞬発力のようなものが試される環境に身を置くことの大切さもあらためて感じました。

あっという間に時間は過ぎ、まだまだ話がつきない感じでした。細かくはまたいつか書けたらと思います。

濱地さん遠いところ本当にありがとうございました。

Posted by shimaf at 00時58分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年03月27日(金)

過去音源マスタリング。 [CDR系]

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昨日、鈴木悦久さんから連絡をいただく。去年の大垣での演奏新潟での演奏の録音を音質調整、マスタリングしてくれたらしい。

現在、mimizは過去音源をまとめるプロジェクトを進めています。結局メンバーそれぞれが合間を縫って作業していることもあり、進行はゆっくりしていますが、少しずつでも進めなければと細々とメーリングリストを繋ぎ連絡を取り合っています。

mimizの過去音源をまとめるプロジェクトは現在は2つの方向性に分かれています。1つはアンソロジーシリーズで、過去音源を自由に編集しCDRメディアに再構成していく作業です。もう1つは、過去のライブで特に印象の残っているものをCDプレス版としてリリースする、というものです。

アンソロジーシリーズはよりいっそう手軽に作業を進め、CDRメディア特有の身軽さで実験的に発表を続けたい、という想いがあります。アンソロジーには「花束」という意味もありますが、過去音源に手を加えながらあらためて纏める楽しさを追求できればと思っています。

CDプレス版の方はメンバーがみんなでより良いものになるように力を合わせてがんばりたいものです。結果的に慎重になってしまい作業も滞ってしまう場合が多いです。でも、個人でまとめるものよりは質の良いものに仕上がってもらわないと、と思うわけです。
昨日鈴木さんから届いたマスタリング音源を今聴いていますが、僕個人としては満足のいくものになっていそうです。mimizはpppからfffまで音量が変化する場合もあり音質、音圧の処理もバランスが難しいですが、そのあたりも良いバランスなのではないでしょうか。

去年の演奏を改めて振り返り、なるほどこんなことをしていたか、という気持ちです。やっぱり3人での音になっていることは間違く、会場に寄って様子もこれだけ変わるなら、またやりたいなと。

プレス版は今年中には世に出したいです。

Posted by shimaf at 00時36分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2009年03月23日(月)

「変容の対象」s.saxとpianoによる9小節目10小節目 [福系]

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変容の対象3月9小節目

濱地潤一さんから小節が届く。先日送った9小節目のピアノパートに濱地さんがs.saxの旋律を新たに加え、さらに10小節目のs.saxの旋律が追加されている。10小節目は2分の26拍子。

濱地さんがご自身のブログでも書かれているように、『アンサンブルが可能にするある「領域」』というのが、確かにと思えるものになっている。

僕にとっての9小節目はかなり独断的な動機の提示と言えるものだったと思う。
それに対して濱地さんがどう捉えどう提示してくるかは、わからない。本当にわからないし、僕自身その後の進み方すらもわからないほどの宙ぶらりんの状態なのでした。

ところが、今日届いた濱地さんからの音譜を見て次に僕が進むべき道が開かれる。僕は10小節目でそれを実現しなければいけないし、それは必ずしも濱地さんの望む道なのかわからないけれど、実現することになるだろう。

ただ、それは少し入り組んだことになりそうなのでしっかり整理して進まなければいけないだろうけれど、こうして繋がっていく領域は独りでは実現されない領域なのだろうと少しはっきりと感じられた。


Posted by shimaf at 00時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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