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mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2008年11月29日(土)

日々 "hibi" 13 full moons / 前田真二郎 [告知関係です。]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

画像は映画の内容とは直接関係ありません。

映像作家の前田真二郎さんの映像作品がDVDレーベル"SOL CHORD"より満を持して出版されました。

月の周期に関係づけながら一日に15秒ずつ撮影し、一年分を時系列で集めた映像作品です。

日々 "hibi" 13 full moons



日々"hibi" 13 full moons
2005 / digital / stereo / 96'00"

include: "Music for 'hibi' 13 full moons" composed by Miwa Masahiro
Maracas Performance by Team SZK




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噂では音声選択の切り替えで、三輪眞弘 氏作曲の"映画音楽"を再生可能になっているようです。約90分にわたるマラカスの演奏はTeam SZKによってなされていますが、このTeam SZKは鈴木悦久(スティーブジャクソン、みみづ)さんの現代音楽演奏集団でもあります。

他にもみみづ的な要素が若干関係している(?)、この映画大切に観てみたいと思います。




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SHIMAE
CDR [ SHIMAE 01 ]

shimaf
CDR [ タタミ カサネ クミナオス ]

などの質感に共感してもらえる方にはおそらく間違いありません。
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人の求める心理的快楽に直接的に関係するリズムではなく、その周りで行われている世界の周期を90分に集約して見せてくれるような不思議な魅力をもっているのではないでしょうか。DVD版を観た後にまた改めて。


Posted by shimaf at 11時25分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年11月28日(金)

今年の宿題を考える。 [福系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

2008年11月27日は新潟の芸文(りゅーとぴあ)に上原ひろみさんが来たので観に行きました。
上原ひろみさんは去年も同じ会場にいらしていたのでほぼ一年ぶりに観ることになりました。
また長々書いてしまいそうなので結論から。
去年よりさらに成長された印象でとても得るものの多いライブでした。何回か涙腺が緩む瞬間がありました。



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僕自身は今年から、濱地潤一さんとやり取りとする機会に恵まれて、その中でいくつか整理しないといけない要素やキーワードが出てきていました。

今回上原さんの演奏を聴きながらなぜか、そのキーワードが頭を何度もかすめる瞬間がありました。

[引用]
ジャズの場合、テーマとなる旋律や和声進行などは曲全体を通して重要な要素であることには違いないのですが、しかし実質はそのテーマの「変容そのもの」にこそ演奏の醍醐味が感じられます。演奏を聴いている際のおもしろさとは、既知のテーマの形が意図的に変形されゆがめられた瞬間が多いです。ある基準となる要素(テーマ)が変容されていく様子を知覚するには前提として聴き手の中に元となるテーマが認識されていなければいけません。このことだけ考えてみても変容の認識とは、決して一元的な音の羅列だけで成立しえないものかもしれません。ジャズの世界が歴史的に美しい(もしくは印象的な)旋律を大切にして受け継いできているのも、そうしたものを引用、借用するほうが、即興や変奏の技術をより提示しやすいことに由来するのでしょうか。

[語法の借用と感情]
ジャズの世界は非常に厳格に語法が確立されているようにも感じます。聴きながらそれは時にノスタルジックな気持ちにもなります。無論、上原ひろみさんたちの演奏にももちろんこれまでのジャズの歴史をふまえた語法が多く登場します。時にはロックやエクスペリメンタルな響きの借用も観られました。ただそれだけでは、なるほど、と思えるに留まるのでしょうが、時にそうした借用などの技術を超えて、演奏者個人の感情が表出するような瞬間が見られます。今回の演奏の場合では、それは大概音数と音の強さの増大をもってなされました。楽器を通して叫んでいるような感覚、が聴いているこちら側へも伝わるような瞬間ですが、それはとてもすごいものです。こうしたものは楽曲構造の問題から離れて奏者一個人の問題になりそうですが、濱地さんが以前に楽器のダイナミズムと呼んでいたものと通じるのかもしれません。


[ ]
後は余談ですが、演奏の強弱の幅など物理的な数値にしてみれば些細なもの(宇宙的な意味での巨大な衝撃から顕微鏡の世界の中の微細な振動という稚拙な想像からの系列を並べてみても)かも知れないのに、その変化の絡み合いをお客さんのほとんどがが読み取ってみんな同じように感動したり気持ちを高めたりしている姿というのは当たり前なのかもしれませんが、でもすごいことだと思います。それだけ演奏者が聴き手の求めるものを丁寧に提供し、その期待以上に高めることに成功しているということなのでしょう。


Posted by shimaf at 00時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年11月27日(木)

fleaongak #2にて田口君CDR。 [レポート]

画像(127x180)・拡大画像(400x565)

今月の22日、古町の砂丘館にて藤井さんの企画する
fleaongak #2というイベントが行われていました。残念ながら僕自身は実際のイベント中に足を運ぶことはできませんでしたが、とにかく行くだけは行きました。到着した時間はちょうど終演時でお客さんが帰られていくところでした。
そこで何人か知人友人に話を伺うことができましたが、皆さんとても満足されているようでした。砂丘館という空間で静かな音でのインプロという内容で貴重なイベントだったのではないでしょうか。

そんな訳でライブのレポートはできないのですが、
この日出演された、田口雅之さんがようやくCDRをまとめたということで早速買って先日聴きました。

田口君の音楽はいくつかの特徴があります。

1つは音色がすべて音響合成によって彼が作っているということで、多彩な音色を操れるようになっていること。

もう1つはリズムの扱いで、人が知覚する周期性と非周期性との間のまさに”ちょうどいい”あたりをうまく使用している様に思えることです。


これら二つの特徴はある部分では互いに依存していますが、多くはそれ単独でも成立するべきものです。
リズムの周期はピッチの選び方にも及んでいる場合も多く、多くは重ねられ1つの周期が緩むと、もう一方が緊張へ向かうように組み合わされていきます。全体構造はそうした要素のフェードインフェードアウトによって作られ結果的に全体の大きなうねりを生み出していきます。

これは少し不思議なもので、ミニマルミュージックやテクノの方法論にも似ていますが、さらにもう少しだけ流動的なもののようにも感じます。

自然音のドローンを拡大してデジタルビットで区切る変換を加えたようなものがあるならば、それはこの田口君の世界に近いのかもしれないなどと考えることもあります。

何より、これだけ丁寧に人の知覚範囲にアジャストされ、選ばれた音たちの組み合わせが保つ一定の質感には感心してしまいました。





画像(180x180)・拡大画像(320x320)

TAGUCHIi, Masayuki CDR-0812

Posted by shimaf at 00時26分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2008年11月24日(月)

ANTI MUSIC LABRATORY vol.3 チラシ [告知関係です。]

画像(125x180)・拡大画像(475x680)

Posted by shimaf at 10時07分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年11月23日(日)

タタミ カサネ クミナオス [CDR系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

前回の書きかけの続きです。結局まだ書きかけなのかもしれません。







8本のサイン波を重ねながらFM変調していったり、1つのサウンドファイルを8等分して重ねて出力しながらFM変調していったりと、大枠の方法論が少し乱暴なところもあるのでどうなんだろうとCDRをまとめ終えて、聴きかえしながら考えることがあります。

1つ良いと思えることがありました。
聴きかえしていると、明らかに録音時に自分が聴いていたものとは違う部分に意識が行くことがあり、そうなるとその後の展開が読めなくなるのですが、しかし新しい発見にも繋がり耳は生きてくる気がします。
これはおそらく音響内に集まっている音がどれも似通っていながらも多様な変化をしていて、人の耳が一度にすべて焦点を当てることができないことが原因だと感じます。サーチライトで暗闇に光を照らすように音の塊に聴くための焦点をあてることでしか細部を聴くことはできません。また、なるべく全体に焦点を当てたいならば細部を聴くことを放棄するしかないようです。

こうして聴く焦点を移動させながら聴いていると、毎回表情が変わるのでこの点はささやかな発見でした。
作った人の意図を離れた部分を含んだ録音になっている(しかも録音され(定着され)ている音響であるにもかかわらず。)というのはとても難しいことだと考えてきたので、意外にも現時点でこれは意義のある点だと感じています。少なくとも“録音作品”にずっと幻滅を感じてきた者としてはこの作品の宙ぶらりん具合は今、とても良いと思えるです。


問題は毎回そのような集中をもって聴くことは可能ではないということで、レンジがあわない場合には何も意味を持たなくなるということです。

そのレンジがどのようなものかと言えば、やや極端な例かもしれないですが、例えば
もし「シタールのゆったりとした独奏」を深夜に延々と聴いてみたい、などというような気持ちになった場合とか、そういう今の実生活の中でみればかなり特殊な瞑想的なレンジの部類に入るのだと思います。もちろんこういう趣向がもともと備わっている方もいるでしょうけれど。






[CDR]
shimaf005: TATAMI KASANE KUMINAOS (タタミ カサネ クミナオス)
          (↑BOOK OF DAYSさんのページへ飛びます。)


画像(166x180)・拡大画像(740x800)

画像(166x180)・拡大画像(740x800)

画像(166x180)・拡大画像(185x200)

+++++++++
2008年11月29日追記。

このCDRに納められた音響合成の構想について、まだ形になる前の興味など。
単純音響合成の果て。

Posted by shimaf at 00時52分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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