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mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2008年11月18日(火)

shimaf005(書きかけ。) [CDR系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

*以下書きかけです。*

この夏に、8本のサイン波とそのFM変調のみで構成した音響作品を含むCDRをまとめ、先月からBOOK OF DAYSさんに置いてもらっています。またここには1つのサウンドファイルを8等分してそれぞれを同時に再生し、FM変調を加えた音響も収録しています。どちらも構成的にはゆっくりした特徴があるのですが、これは聴きながらパラメーターを1つずつ手動で行っているからです。


雲のようなもやもやした音響があったとして、それに対してストローで息を吹き込みながら形を整え、変化させていくような作業です。

音響合成。


同質な音を必要以上に加えていく作業に、特にこの夏は興味が湧いたこともあって、珍しく加算的な方向性になりました。そして8という数字は人の耳には十分多いものではないかと考えました。8本のサイン波によって重ねられた響きは、それぞれ独立してとらえることは難しく1つの響きとしてまとまって聴こえたり、8本それぞれのFM変調の度合いを高めていくと今度は8つ以上多くの音響の塊、うねりとして存在するように感じます。そしてその状態へ推移するときに中間的な領域も存在しているように思います。

このCDRをまとめてから、音の認知心理学の分野の復習や最近の研究などを調べたいと思ったのですが、今のところ古い本を読み返している段階です。
音の認知心理学の分野で詳しい方がいらっしゃればいろいろお話を伺いたいというのが本音です。


[CDR]
shimaf005: TATAMI KASANE KUMINAOS (タタミ カサネ クミナオス)
          (↑BOOK OF DAYSさんのページへ飛びます。)

画像(166x180)・拡大画像(185x200)











* 後日書いた続きはこちら

Posted by shimaf at 00時20分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年11月12日(水)

みみづアンソロジー・シリーズについて。 [CDR系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

今年も例年並みに時間が経つのが早いです。

もうだいぶ前になってしまいますが、2008年8月末のLive Electronics In Niigata vol.5 にあわせて みみづ として久しぶりのCDRを作りました。
ライブ会場で限定で置いていたもの以外で公式に発表したものとしては、2作目になります。



 みみづ [CDR]
アンソロジー 2003-2004
(↑クリックでBOOK OF DAYSさんのページへ飛びます。)




です。2作目でいきなりアンソロジーというのもなんだか大変申し訳ない話なのですが、それでもここにはみみづ3人にとっての共通見解が反映しているのは事実で、少しそのことを以下に書かせていただけたらと思っています。

今回ここに納められた音源は3人がみみづとして最も初期に活動していた頃のものです。曲目(日時&会場)のデータは過去の日記へ。ー>

初期のライブは鈴木さんのDATテープレコーダーをつかって録音していたものが多いです。その関係で会場の人の声や響きの特徴がとらえられているものも多く、多彩な表情になりました。一方で、2004年の後半からのライブの録音は、ほとんどPC内での録音がメインになっているので、こちらの音質は良くなっています。その後はDAT等でのエアーの録音はほとんど行われなくなっているのは少し寂しいですが、今回のアンソロジーでは結果的にほとんどがエアーでの録音になりました。IAMAS工房内でのリヴァーブの深い空間内での練習の様子、東京のクラブでの独特の空気と若者のざわつき、京都の神社(野外)での虫の声と玉砂利の音等々。。音質のばらつきなどはメンバーで音質調整の努力は最大限したのですが、ご了承いただければと思います。


今回のCDRでは5曲目

05:May.09,2004 Live @ Canolfan (NAGOYA)

はPC内録音になっているために、音の素材そのものはクリアーです。しかし、これはライブの記録としては生音との音量バランスが崩れているという意味において不完全なものとなっています。


この(ライブ音源としての)不完全さをどう考えるかは様々な意見があると思われますが、このアンソロジーシリーズにおいては「ライブ音源集」という位置づけを強調することにはあまり積極的ではありません。
結局、残っている録音を一から音素材としてとらえ、再構成していこうという部分が大きくなりました。

みみづは、ライブは毎回真剣にやっていますが、ライブ後の手応えという部分において長い間その満足度を高めることに苦心していました。どの瞬間が面白いのか、今回のセッションは成功だったのかどうか、本番にどれだけのことが見せられていたのか。
「扱っている音の善し悪しの最終判断を決めずに本番に臨む」というと無責任に聞こえるかもしれませんが、本番で想定外の音響にたどり着いたときのほうが満足度は高いことを考えると、みみづのセッションは構造的にもともと悩める構造だとも言えるかもしれませんし、結局いつも悩みはつきません。

ライブ後、録音をメンバーで聴きかえしてみてもそれをどう判断するかでかなり苦しむことは頻繁にありました。実際に演奏していたときの記憶が作用して客観的に聴けていないと感じることもしばしばありました。


しかし、いつの間にか時間も経ち、4年以上前の録音となるとその当時の心理からはずいぶん遠くなるので、かなりの客観性を獲得することができます。どうやってこの音響を作り出したのか、そういう思い出や記憶は薄れていく分、いっそう素直に音そのものを判断することができると考えました。もちろん判断しているのは2008年の僕らの基準なので、当時良いと感じたものを必ずしも良いとは思わなかったり、その逆があったりもします。
いわば、純粋に音響そのものとなった対象に対して今何を選び出そうと考えるのか、何を面白いと思っているのか、現在があるから見直せる過去があったりします。そういった興味によってこのアンソロジーは構成されました。

(余談ですが、日常生活と記録に対して『アーカイ美味んぐ』の方々は長い間興味深い活動を続けられています。)

膨大な録音、記録とどう向き合っていくか、そうしたことは今後も、一昔では考えられないほど多様化し深化もしていくと考えられます。リアルタイムセッションをずっと考えてきた みみづ なりのノンリニアな編集と、そうした態度を考えた場合に、自分達の過去音源を再構成していくこのアンソロジーシリーズは一つの糸口になりそうです。今後も続けていく意義があるように感じています、続きの報告はまた後日ということにして、、
長々とすいません、ありがとうございました。




Posted by shimaf at 17時18分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年11月07日(金)

五線譜で作曲。 [福系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

今年はピアノ伴奏のついた歌を作曲する機会があり、つい先日それに一応の目処を付けることができました。ある詩に旋律をつけ、それに伴奏を書くという、、これはいわゆる作曲を学んでいる人は必ずやってきていることですが、僕自身はこれまで公式に発表はしていませんし、今回の機会が初めてといってもよいと思います。貴重な機会となり学ぶものが多かったです。

こうした作曲は、長年ある種の魅力は感じていつつも、どこに面白さを見いだすかという点でいつも少し悩んで、結局横に置いてしまって、他のやるべきことをやってきたということになります。

一般的な、従来の作曲の範囲内での作曲は、これまでに多くのスタンダードな理論が作られていますし分析もされています、それらを並べれば一応体裁のいいものにはなるのかもしれませんが。ただ、やはりそこにある種の新鮮さなどを求めようとすれば、とても奥深いもので一筋縄ではいきません。

まさにこうした作曲を長年追求されている方も多くいる訳ですし、それに比べれば自分はとてもかないません。そういう観点からすればポップスはまさにそれらの激戦区とも考えられますし、すばらしい想像力がその時代ごとにあらわれているでしょう。クラシックの世界に限ってみても、歴史的に見ても偉大な作曲家は数々の名曲を生み出しています。
なんだかそんなことを考えだすとまた作業はいっこうに進まず、停滞してしまうのですが、そんなことをいつまでも考えても白紙の五線譜がうまる訳でもありません。ここは一つ最も謙虚な気持ちになって機能和声を復習しました。

(機能和声がなぜ人にとって"機能する"のかを考えてしまうと素直に作曲はしにくいものがあります。機能和声が機能するということをまずはいったん盲目的に信じてみる、響きを味わうという姿勢で今回はのぞむことになりました。)

mimizの活動をはじめ、AMLや個人名義の作曲作品は音の密度としては「超過密か超疎密」な構造をもっています。一般的には扱わない周波数を扱ってみることや、早すぎる処理や遅すぎる展開など、それらの状況の中でかえって見えてくる音楽的な音の振る舞い(機能)を発見し、発展を目指してみる。。そんなここ数年の経験を通してそれなりに自分なりの蓄積はあり、それが今回の作曲に活かせたかどうかを考えると、意外にも思った以上に活かせたのではないかというの感じはしています。主に全体構造の時間の捉え方、つまり構成の部分でのトータルなアイディアは以前よりも感覚的に確かと思える部分はありました。ただ、クオリティーとしてはまだ入り口程度という感じでしょうか。


超過密と超疎密の間の中間部分は人間にとって非常に意味を持ちやすい領域だということで、そこには多彩な感情や語法が渦巻いているように思えます。人にとって様々な表情を一番感じ取りやすい領域だということなのだとおもいます。そういう領域の中でのみ音を配置することを一つのフォーマットとして、そこに創意を向けてみること。事実これは粘土をこねて形を整える作業にも似ていました。

(濱地潤一さんがご自身の作曲において「引用」と呼ぶものの意味はこうしたことの中にも隠れているかも知れないなどと思いつつ。様々な背景を背負った”機能”の分類と抽出と使用。借用した世界での創意とそれらの連結。など。)

結局まだまだ音楽は理解するのに難しいのですが、今回の貴重な経験を次のステップに活かせればと思っています。奇麗に構築された機能和声からなる響きの連続は、美しい「推進力の結晶」の様なもので素敵です。


あとは、機能和声の世界で煮詰まってしまった人がもし近くにいたときは、ノイズや非音楽的な音を使ったセッションなどを一度試してみてはどうかと薦めることのできる、そんな人でありたい。くじけるかもしれませんが。


ノイズを扱うということが、機能和声による音楽からの単なる逸脱であるということではなくて、機能和声の延長線上あるいは拡張に位置するという態度は少なくとも今後のmimizとしてはより必要になってくるでしょうし、

そうでもないといつまでも何もかもが分断したままです。



Posted by shimaf at 14時42分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2008年10月29日(水)

レコードプレーヤー。虹。 [福系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

Oct.27,2008
レコードプレーヤーを買う。
1000円程度の中古をずっと探していたので、たぶん一年がかり。自分のプレーヤーは初めて。

Oct.27-28,2008
深夜に実家の部屋を掃除してレコードを聴く。
数年前に買っていたレコード類に針を落とす。


ウェーベルン、ペンデレツキの弦楽四重奏。
このレコードは初めて聴く。丁寧な演奏と、柔らかい音で集中して聴く。アナログに針を落とすってことはなんだかCDよりもライブ感覚が強くなる。いつノイズがのるかもしれないし、針が飛んでしまうかもしれないし、そういう不安定なものだから。ましてやジャンクコーナーで買ったプレーヤーの動作確認を兼ねていればなおさら。


Squarepusher
My Red Hot Car シングル。
こちらは3度目くらい。以前に割といいプレーヤーで聴いたときよりも音が割れぎみに聴こえて、感動はそれほど無いが、1050円のプレーヤーにはそれ以上は求めない。
今後も潔い態度で望みたい。



音楽をうつしているもの、うつす行為などが最近は気になってしようがない。
楽譜、演奏、レコード、データ。うつしては形を変えて消えるもの、留まるもの。
「射影」が当面のキーワード。


虹を見ました。

Posted by shimaf at 01時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年10月26日(日)

experimental room #5 [告知関係です。]

画像(180x179)・拡大画像(350x350)

experimental room #4でお世話になりました、星野真人さん(クッキーシーン)の企画するイベントが急遽、正福寺にて決定しました。









今回mimiz関係の出演などはありませんが、、告知です。






シカゴからL'Altra(ラルトラ)の緊急来日。新潟からは URBANSOLEさん。
個人的には「Red Race Riot!」のDJ JACOB (a.k.a mackie)さんのDJにも期待大です。



/*以下転記*/
2008.11.01 SATURDAY

正福寺 本堂
(新潟市中央区西堀通7番町1548)MAP

OPEN 18:30 / START 19:00

TICKET ¥2000 (当日券のみ)
※高校生以下は入場時学生証提示で無料!
※県外から来場の方は身分証提示で¥1500!

w/ URBANSOLE (JP), DJ JACOB (JP)

お問い合わせ
info@experimentalrooms.com
/*ここまで。*/


浮遊感あるライブになりそうです。



Posted by shimaf at 14時20分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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