mimiZ

mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2008年10月20日(月)

10月14-15日。 [福系]

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2008年10月の14-15日はshimaf名義のCDRのジャケットをなんとか手作りして一応仕上げた。このCDRシリーズも今回で5作目になり、振り返れば結構地道にやってきた。毎回テーマとなるものは違うけれど、時間がかかったものと言えば前回の「OTO MO NAKU UGOKU MONO」もそうであったけれど、気分的には今回が一番苦労した。そもそもいろんな部分で今ひとつ納得がいかないまま長く時間がかかっていたと思う。
 1枚目から3枚目くらいまでは全然時間はかからなかった。というより時間をかけずにその時あるものを形にすることだけを考えていた。興味があるなら躊躇せず、とにかく進むということをこのシリーズでは進めてきたけれど、4作目あたりから様子も変わってきた。そもそもこうしてあれこれ考えることができるようになるまでに1−3作目は必要だったのだろうし、今後はまたさらに悩みは複雑になるかもしれない。でも、きっとそれがしたかったのだとも思う。

こんな抽象的で実の無い話はいいのだけれど、14-15日あたりはそんなこともあり、CDRをまとめて焼いている間パソコンの作業をしない時間が続いた。その際に、せっかくだからと読書と音楽を聴いたりと珍しく時間を割いた。パソコンにて作業をしてしまうとなかなかこういう時間は取れないので非常にゆったりとした気分になった。

音楽をゆっくり聴くのは楽しいし贅沢なことで非常に趣味的だった。終盤では濱地潤一さんの過去作品のCDRを聴き直した。疲れた耳の中にあって、それまでと明らかに違う空間に変化していくのがわかり、驚かされた。

chamber dub ensemble [processing op.]
(↑円盤さんのショップへ。)

濱地さんとは前回の新潟でのイベントでいろいろお話する機会もあったし、以前から曲もちょくちょく聴かせてもらっていたのだけれど、それを通過してまた一段別の側面に気がつかされる。「processing op.」内に含まれているあるトラックでサイン波の高周波のみによって構成されている箇所、そのトラックの再生時間の決定について新たな興味がわいた。その再生時間の長さは、そのトラックを通過する前と通過する後とで聴覚的な変化をもたらしていた。この日はヘッドフォンでなかったせいかもしれないが、得難い体験となった。この時間の扱いについて感覚的な部分の話を今後できたらとおもう。

こういう話題になると、(少しそれるかもしれないが)僕はいつか母が天ぷらを揚げていているときを思い出す。油がパチパチと鳴っている音を聴きながら本を読んでいたのだけれど、ふと母がどこかえ行ってしまった。その後も油はパチパチなっていて少しのあいだ気にしなかったのだけれど、いつからかその音が気になりだした。ある時間を過ぎて不意に油は大丈夫か心配になる。今はなぜ自分がそこで不安を感じたか、が気になっている。
 そのとき自分が受け取っていた危険のシグナルはいったいなんだったのか、油の音の些細な変化だったのか、それともまた別の基準が自分の中にあったのだろうか。


濱地潤一さんの中にある音の扱いとその長さに対する感覚、おそらくその辺りの話はまだしていないし、してみたい。人を知るには現在はもちろん過去からも何かしら感じることで、またいっそう深い理解につながることがある。(最近はこうした体験をよくしている、土居哲真さんの過去作品に触れる機会があり、また特別な体験をした。また時間のあるときに書いていきたい。)


[memo]濱地潤一さんの室内楽の録音を年代順に納めた限定版のCDR(前回の新潟発表の際の特別版)が古町のBOOK OF DAYSさんに置いてある。代表的な作品をまとめられたもので濱地さんの活動の入門的なCDRとなっている。

hamaji junichi(濱地潤一): chamber music composition series-parallel
(↑BOOK OF DAYSさんのショップへ。)

Posted by shimaf at 23時35分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年10月17日(金)

イアマス コンテンポラリー・ミュージック コンサート@ZAIM [告知関係です。]

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10月17日(今日)横浜ZAIMにて19:00からコンサートがあり、出演させていただきます。

先月大垣ビエンナーレで行ったコンサートを、できるだけそのまま横浜に持ってこようということで急遽決まったコンサートです。東京、横浜近郊の方ぜひよろしくお願いします。平日ですが。。

先日の大垣でのコンサートは岐阜新聞でも紹介されたようです。以下webでも読めます。
http://www.gifu-np.co.jp/column/yoki/yk20081007.shtml


個人的にはZAIMという場所はいろんな方から聞いてはいたのですが行くのは初めてなので楽しみ、というのがありますし、今年は何かと再会する機会の多い岐阜時代の仲間にまたまた会えるのも楽しみです。気を引き締めて本番に向かいます。みみづはトビが風邪引いたみたい、でも無事に来てくれることを願ってます!




以下、同会場で19日に行われる映像のイベントと一緒に告知させてください。
※ 前田真二郎 氏の上映作品「Wedding 結縁 (2007)」の音(楽)は宅録ユニットshimae(前田真二郎×福島諭)にて行っております。こちらもぜひ足を運んでいただければと思います。



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 【イベント告知と広報のお願い】
 興味のありそうな方に転送いただければ幸いです。
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 10月11日より、横浜ZAIMにて展覧会、 Sound & Vision Vol.3 "Reflect"が
 開催されます。IAMASの教員である、斎藤正和と萩原健一が、各々、ビデオ・
 インスタレーションを展示します。また、関連イベントとして、先月、岐阜お
 おがきビエンナーレにて好評をいただきました「イアマス・コンテンポラリー
 ・ミュージック コンサート」が、10月17日(金)に再演されます。(一部内
 容変更あり)加えて、10月19日(日)に前田真二郎が企画する上映会も開催
 されます。近郊の方は是非、足をお運びください。よろしくお願いします。


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 Sound & Vision Vol.3 "Reflect"
 展覧会日時:2008年10月11〜26日 open 11:00 close 19:00
 http://www.realtokyo.co.jp/events/view/26955

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 Sound & Vision Vol.3 "Reflect"
「イアマス コンテンポラリー・ミュージック コンサート@ZAIM」
 
会場:ZAIM 別館2Fホール
 日時:10月17日(金)18:30開場 19:00開演 
    1000Yen

 音楽映画第五番・「大垣』 /安野太郎 + H.584
 鍵盤ハーモニカとコンピュータのための組曲《compass》 /福島 諭
 october session /みみづ
 アンケート・アート大全 /アンケート・アート
 ※三輪眞弘によるトーク有

 詳細情報:
 http://www.iamas.ac.jp/~maeda/ICMC2008.html
 イベント問い合わせ:
 安野太郎 taro@poino.net

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 Sound & Vision Vol.3 "Reflect"
 SOL CHORD SCREENING / Deep Reflection

 会場:ZAIM 別館2Fホール
 日時:10月19日(日)17:00〜 (19:00 終了)
    1000Yen

 有川滋男 ARIKAWA Shigeo
  Her Ironical Me(2008)他
 前田真二郎 MAEDA Shinjiro
  Wedding 結縁 (2007)
  日々"hibi"AUG (2008)他 
 大木裕之 OKI Hiroyuki
  TRAIN 松前君の兄弟の神殿の形2 081019 mix *ライブ上映

 詳細情報:
 http://www.iamas.ac.jp/~maeda/sol_screening02.html
 イベント問い合わせ:
 前田真二郎 maeda@iamas.ac.jp

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以上です。長文失礼しました。

Posted by shimaf at 00時49分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年10月15日(水)

第3回AACサウンドパフォーマンス道場レポート。 [レポート]

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2008年10月4日、愛知県芸術劇場小ホールにおいて第3回AACサウンドパフォーマンス道場の本公演が行われました。

今年はみみづの鈴木悦久さんが入選され、この日新作を発表されることになっていました。この本公演までには審査員とのブラッシュアップを2回行ってきており、福島は今年は運良く第二回目のブラッシュアップ公演を見れていたので、その後鈴木さん始め他の入選者の方々がどのように作品の精度を上げて臨まれるのかということが、とても楽しみでした。

結果的には本公演での作品はどれも非常に質的に高まっていたもので、第2回のプレゼンテーション公演から10日あまりでここまで変わるものかと思わせてくれました。非常にレベルの高いものになっていたと思います。

入選者と最終的な作品名を以下に転記させていただきます。(発表順)

********

中上淳二 「lightimagefourdance」(ライトイメージフォーダンス)

OO(オゥオゥ) 「object」(オブジェクト)

鈴木悦久 「自動演奏ピアノのための組曲〜Chromatic scale variation〜」

徳久ウィリアム 「VOIZ」(ヴォイズ)


********

中上淳二さんの作品は3m×3mの巨大なボックス型のスクリーンに4面プロジェクション、ボックスの中には一人のヒップホップダンサーを配置しての舞台作品でした。4面スクリーンに映し出されたダンサーの映像と実際にステージ上に立つダンサーとの掛け合い等、非常にバラエティーに富む内容でした。審査員の方からは後半の展開について物足りなさなどの意見が出されてもいましたが、既存のシステムではない舞台装置を作った上で、そこでの可能性を探りうまく構成し一つの舞台を作るというのは並大抵の仕事量ではないと思います。今回、表現の構成上の問題というレベルまで進んでいるだけでも実はすごいことなのではないかと思います。とにかく、これだけ大掛かりな装置を安定させて存在させただけでも大変なことだと思いますし、レベルの高いものを見せていただきました。今後のご活躍も期待したいです。

OO(オゥオゥ)さんの作品は、前回のブラッシュアップでの公演を見ていたほうがその変化と確信を得た表現とに心動かされました。舞台上には一つの合唱団が合唱を歌っているのですが、一見なんでもない舞台上にちょっとした違和感が挟まるような手法で構成されていて、そのトリッキーな構成は、審査員に「メタ舞台作品」という言葉で表現されていました。舞台上で行われていることの現実と虚実を行ったり来たりするような瞬間があり、後ろのほうで聞いていた者としては口パクと実際に歌っているときの境目がわかりにくい瞬間も多く、それゆえ非常に楽しめました。裏切りが一つ起こると、観ている側は更なる裏切りを期待してしまいます、それをどう裏切り続け、常に新鮮な驚きを内包させるのか、非常に困難な舞台を丁寧に作り上げていたと思います。

鈴木悦久さん、は自動ピアノと鈴木さん自身のインタラクションによって成立していく組曲でした。まず奏者である鈴木さんの弾かれたピアノの音をコンピューター側はMIDI信号で受け取り、各楽章によって異なる返答によって自動ピアノを動作させ、その反応からまた奏者が次の演奏位置を判断し演奏する。鈴木さん曰く、ある種のルールに則ったゲームによって楽曲は進行していきます。
つまりはMIDIピアノという共通の(奏者とコンピューターにとって共通の)楽器を介してコンピューター側と奏者側との頭脳を対話させているというようなことなのです。ここで起こっていることが特にユニークなのは、それが単なるチェス板でもなく将棋でもなく、MIDIピアノという楽器をつかったゲームであるために結果として音が奏でられるという点です。
 鈴木さんの考えられたゲームのルールとそれをコンピューター側と対戦した場合にどのような音が選ばれるのか、鈴木さんは「ピアノの鍵盤でゲームをするとしたら」という考えを非常に創意をもってこれまで進められたようでした。結果的に会場に響いた音響はとても「音楽的」なものとして聴取されました。さらに付け加えるならば、この作品はルールさえ奏者が理解していれば、演奏は可能という点で、音楽は演奏されるためにあるのではなく、弾くべき音は楽譜に固定されてはいないと言うところもユニークかと思います。そのルールが許す範囲内で音楽的な内容のバリエーションは変動するであろうということになります。その意味でルールこそが「楽譜」なのでありまして、この作品における変奏(バリエーション)とはルールに則ってゲームが行われた際のあらゆる表現可能性を含む全集合の中を行き来するわけです。
(内容がどの程度変化するのか、という論点についてはまた後日他の事柄と絡めて書かなければいけないと思うのですが。)


徳久ウィリアムさんは、非常に多彩な声による音響を操るボイスパフォーマーです。時にはミキサーのハウリングと思われるような音も出されていました。こうした音がすべて一つの肉体から発せられているということの驚きが常につきまといました。今回は会場のあらゆる空間、あらゆる機材(音響、照明)を使ったとてもレンジの広い舞台を作り上げていたのも印象的でした。
 前半に完全暗転の中でのマイクによってひろわれた音が会場中のスピーカーから大きな音で飛び回る展開は面白かったですし、終盤の舞台上のスペースから明らかに拡大された空間(客席を含む)まさに空間全体を使った(避難灯までも照明の一部として点滅)混沌とした表現は圧巻でした。通常舞台上内でことを完結させようと考えてしまいがちな自分としてはこういうダイナミックな表現を観ると打ちのめされもし、。しかもなぜか前の出演者である鈴木さんが舞台上に立ち約1分間なにも展開しないという違和感に満ちた時間がありコンペの空間でこういうこともできてしまうというのは本当に何ともいえない、愉快というような気分にもなりました。結果としてウィリアムさんの作った世界がどうにも不条理でおかしくて、。



という4者とも全くベクトルの違う内容を見せられて、最初から最後まで飽きることなく観ることができました。とても良かったと思います。

審査結果は今年から審査員が4人になったこともあり、優秀賞はOOと鈴木さんとで2対2となりもめました。審査員が偶数だからこういうこともあるかと思ってみていたのですが、結局審査員もそれぞれの推薦者を譲らず、最後にはそこに残っていたお客さんに多数決でどちらかに手を挙げるということに。
驚いたのはこの多数決でもどちらも21票で完全に二つに分かれたということで、結局優秀賞は2組に決定しました。OOさん、そして鈴木悦久さんおめでとうございました。新潟から観に行ったかいもありました。
オーディエンス賞は徳久ウィリアムさんでした。

優秀賞者は来年のAACサウンドパフォーマンス道場で再演の機会が与えられます。
サウンドパフォーマンスがどういうものなのか、定義もまだされていない現在、非常に多様な表現の可能性があるようです。第4回にも期待しましょう。

Posted by shimaf at 00時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2008年10月07日(火)

ネェネェハマジさん。-SAXとCOMPUTERによる室内楽- [レポート]

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先月、2008年9月30日(火)に新潟市の古町にあるセレクトショップ「BOOK OF DAYS」におきまして『ネェ ネェ ハマジさん。-SAXとCOMPUTERによる室内楽-』という催しを急遽開かせていただきました。平日の18時からという厳しいスケジュール中、お集りいただきましたお客様には心より感謝申し上げます。今回仕事の都合等で足を運べなかった方々、また次回は日程等も考慮したいところです、よろしくお願いいたします。

何より本番まで1ヶ月無い状態からのスタートであったにも関わらず、会場提供を快く引き受けてくださいましたBOOK OF DAYSさん、当日のPAを機材だけにとどまらずオペレートまで担当してくれた正福寺の円秀さん、本当にありがとうございました。

無事に終えることができひとまずほっとしているとともに、今回のイベントをきっかけに新たに見えた作曲上の問題意識など新たに進めていければと思っています。以下、簡単な当日の様子を。


////////
全体的な流れとしては以下のような構成でした。

**************************************************
6時より

演奏:
濱地潤一+福島諭にて即興を10分程度。
その後新作のプロトタイプを20分程度。

トーク1(濱地潤一+福島諭)

演奏2:
ゲスト田口雅之さんのソロを40分弱。

トーク2(濱地潤一+田口雅之+福島諭)

演奏3:
「nodal point/modal point」(濱地潤一+福島諭)

8時半過ぎ終演/解散。
**************************************************


 前日の夜から濱地潤一さんとはそれぞれの音楽的背景から最近の興味やその考え方など、いろいろと話をさせてもらっていた。自分の中でまとめることができたものもあれば、まだまだ未消化なものもあり、今後もこうした対話は続けていきたいし、続けえいかなければいけないだろう。
結局その答えははっきりしていないものもあったが、前日の話し合いではいくつか興味深い観点があがっていて、それらをあえて本番中に投げかけるようなこともした。
 個人的には濱地さんの見ている「即興と作曲における到達点とその差異」や「作曲における引用の態度(メタ構造)」などが気になってしょうがない。今回はトークの中で明快には語ることはできなかったかもしれないが、今後このような機会があればぜひ進めていきたい。
 田口雅之さんのソロは僕自身は久しぶりに聞くことができた。音質の扱いや音響処理など数年前からずっと試みられていて、それらが少しずつ進化しているのは間違いなかった。多彩な音色によって構築されており、それらが現れては質感を変えて、そして消えていった。もうだめだと思うまで永遠と聞いてみたいと思った。
 トーク2では3人であれこれと立場を紹介するような形になって話しは展開した。濱地さんと田口さんは現在のアプローチは違うため、それほど共通点のないかもしれない。しかしそれでも、それぞれ自分の作品に対する実直な態度という所は、少なからず似ているかもしれない。いや、、ある(音楽的な)構築物をどのように具現化していくのかという最終的なアウトプットの違いはあるが、(そこは一見決定的な違いなのかもしれないのだけれど、)果たしてそれ故の違いのみなのだろうか。。など、ぼんやり思う。

 濱地潤一+福島諭の演奏は、コンピューターからの出入力の関係で予定よりも若干フィードバックが深くなってしまったという問題があったものの、濱地潤一さんのsaxは非常に集中力のあるものだったし次へつながるものとなったのではないかと思われる。

 今後もこのような機会は無理してでも作って、ぜひ続けていければと感じた。
////////


濱地潤一さんによる当日の様子は以下ですー>濱地潤一さんのブログより。

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Posted by shimaf at 14時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2008年10月02日(木)

第三回AACサウンドパフォーマンス道場。第2回プレゼン。 [レポート]

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2008年9月22日は第3回AACサウンドパフォーマンス道場の第2回プレゼンテーションがあり、足を運んできました。今年はみみづの鈴木悦久さんが入選され10月04日の本公演に向けてブラッシュアップを重ねています。

今回入選された方々は

中上淳二 「lightimagefourdance」
00「I was thrown back to reality by the knock(仮題)」
鈴木悦久 「自動演奏ピアノとピアニストのための組曲」
徳久ウィリアム 「VOIZ」

の四組で

中上淳二さんは4面ボックスに4台のプロジェクターを投影するシステムの中で、ボックス内のダンサーの動き/身体性と映像やコントロールされた照明による仮想的な映像との対比、そしてその表現のバリエーションによって構成される舞台作品になるようです。この日の公演ではボックスの中にはヒップホップのダンサーが踊るという形のパフォーマンスでした。本公演ではさらにどのように変化しているか興味深いです。

00さんは舞台上にピアノとコーラス隊の乗ったステージにて幕が上がり、その後ステージ上で行われていることの現実と非現実とを微妙に行き来するようなパフォーマンス作品でした。面白い領域をあつかっている気がするので、こちらもどのように変化しているか本公演での舞台も楽しみです。

徳久ウィリアムさんは、自身のボイスによる多彩な音響を使いながら会場を所せましと移動してのパフォーマンスでした。完全な暗転から一瞬天井の蛍光灯が明滅する瞬間など不思議に美しい瞬間がありました。もう一度本公演で見てみたいです。

鈴木悦久さんは自動ピアノとの対話的な作品で全5楽章からなっています。各楽章にはそれぞれ奏者とコンピューター処理とのやり取りが段階的に変化するように構成されていました。音響的にも半音階を基調にした音響で美しさを感じるものでした。この日はデモ的な演奏でしたが、本公演では全楽章が演奏されます。個人的には鈴木さんの今までの個人作品のなかでは非常に「音楽的」なものとして聴取される作品で、新たな段階のものだと感じました。本公演が楽しみでもあります。

10月04日はなるべく足を運ぶ予定でいます。



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Posted by shimaf at 23時25分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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