mimiZ

mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2007年07月19日(木)

名古屋、KD Japonを振り返る。少しだけ。 [発表系]

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holon(写真左と右端)とPAの星さん

先日名古屋のKD japonで行われたみみづ、holonのライブについて少しまとめておきます。

まず最初に、長年機会があわずにKD Japonに行けなかった福島にとっては大きな前進の一日でした。初KDハポン。モモジさんにも久しぶりにお会いできてうれしい。
また、今回はトビ君があえなく不参加になってしまったのは残念でした。

リハーサル後、PCの電源がおそらくショートで焼けていて、接触不良を起こしていたのがだいぶショックでした。鈴木さんに車を飛ばしてもらって栄のアップルストアで交渉。ライブ本番約10分おしでスタート、というちょっと申し訳ない出来事がありました。

お待たせしてしまった会場の方には申し訳なかったです。
鈴木さんと二人のみみづはとても久しぶりでしたが、導入部分を長くやった事で焦りも消えて落ち着いた演奏ができました。一部では落ち着き過ぎとも言われましたが、当人たちの頭の中はフル回転でした。

後半、holonさんへの音を福島が担当しました。新鮮さを保つため、リハーサルはほとんどなく、事前に場面の展開を話し合うのみでした。holonさんは去年AACサウンドパフォーマンス道場で拝見していたし、音はなくても充分成立するパフォーマンスだと思っていたので少し考え込みました。展開もゆっくりできるので、約50分のセッション、は貴重な経験でした。

OHPに映し出される自然の形態、泡や波紋といった動きはとても幾何学的にも思えます。数学的な音響処理が自然の仕草に歩み寄るように感じられるのは突き詰めれば納得できる事でもありました。

また、ハポンのPAの星さん、すごく音が良くて気持ちよくできました。
リハで「もっと音出していいですよ」と言われてなるほど、とんがっていますね、と思い、こういう場所が名古屋にあるというのはすばらしい事だなと思いました。
どうもありがとうございました。

Posted by shimaf at 11時52分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2007年07月03日(火)

7月5日(木)K.D japon 名古屋でholon、みみづ。 [発表系]

今月の5日に名古屋はK.D japonにおきまして、みみづライブします。

約2ヶ月ぶりですし楽しみです。

また、この日はOHPを使ったビジュアルとダンスでかなり完成度の高い作品を発表し続けています、holonさんと共演します。
holonさんは去年の第一回AACサウンドパフォーマンス道場でも特別公演ならびにオーディエンス賞をもらっていて、その時見たときもすばらしいものでした。

みみづのライブ後、holonさんの舞台になる予定です。

詳細は以下よりお願いいたします。

http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/


久しぶりの名古屋ですし、がんばりどころですね。japonは会場のPAも良いそうなので楽しみです。



また、AACサウンドパフォーマンス道場は今年も作品を公募しているようです。〆切間近ですが以下URLより詳細ご覧頂けます。
http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/jishyu/2007/dojo/index.html

********
リンク先外れより2008年12月現在は以下のリンクより。
http://www.aac.pref.aichi.jp/bunjyo/jishyu/2008/dojo/index.html

Posted by shimaf at 11時12分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2007年06月24日(日)

COOKIE SCENE vol.55 [発表系]

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6月も終わりにさしかかっていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

という文句はなんだか月並みですが素敵です。今後もできるだけ使えるものなら使いたいのですが、そうはうまくいかないものだとも思います。

告知が少し遅くなってしまったのですが、今月第1金曜日に発売になっています、
「COOKIE SCENE vol.55」で
みみづのことを少し紹介していただきました。

星野真人さんの「from新潟」の部分です。文章がさすがに丁寧かつわかりやすいので、みみづのセッション形態ってどんな感じなのか、ということをいつもうまく説明できていない僕らにとってはとてもありがたい解説文だなと思います。ありがとうございます。
機会がありましたらぜひ手に取ってみてください。

(タイトルをクリックで「COOKIE SCENE vol.55」の表紙や内容を表示される販売元のページに飛びます。)


また、星野真人さんは去年よりサイト「experimental rooms」を立ち上げ、アーティストの招聘、イベント企画、インタビュー掲載など意欲的に活動されている方で、笑顔もほんとに素敵です。

Posted by shimaf at 23時38分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2007年05月19日(土)

アンチ ミュージック テンプル ライブレポート。 [発表系]

『アンチ ミュージック テンプル』では新潟在住のいろんな方がライブしました。いろんなジャンルでバラエティーに富んでいたので様子を少しまとめておこうと思います。結果的に長くなりました。

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円秀さん:前半部分はDJとして音楽をかけながらお話。今回のイベントの意義やカンパ制について。カンパはロシア語で逃走資金だったか。
最後にお客さんに選んでもらったCDを使って停止機能でゆっくり再生。円秀さんが自分でよく聴くやり方ということで、それもすごい。手動グラニュラーみたいなもんなので、だいぶ空間が歪みます。

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stanfakkさん:ベースによる持続ドローン。エフェクターの兼ね合いで丸い音も出ていました。お客さんに背中を向けるスタイルで、「演奏を見せない」というのもありだなと勉強になりました。ケーブルの接触トラブルがあったようですが、もっと長く聴いていたかったです。
この方が新潟にSUNN O)))&BORISを呼んだすごい人です。

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田口雅之さん+高橋智子(ダンス)さん:Max/MSPによる田口君のループ音源にダンスの即興でした。フィジカルインターフェイスを使っての田口君の演奏は初めてみました。つまみをいじると音も変化するのがわかって親切です。音もクリアーでどんどんうまくなっているなぁと感じます。歌も歌ってたし。あの感じ、なんだったかなぁ〜とずっと考えていましたが結局答えは出ず。YMOの『ナイスエイジ』ミーツ デビッドボウイかとふと思うも、デビッドボウイのことをあまり知らないので下手なことは書けません。
高橋さんのダンスも新潟では多分珍しいスタイルになると思いますし、滅多に観れない組み合わせだったと思います。体が重く転がるような動きがあったのですが、人間の身体の重さを感じさせてくれて、ダンスはあまり知らないだけに学ぶところも多かったです。

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a79さん:こちらもMAX/MSPにインターフェイスをつけての演奏で、モコモコとした深海系変拍子にヒスノイズが加わるという、この日一番の尖(とが)った音でした。両脇におかれた大きなろうそくの火がゆらゆらと揺れて雰囲気も倍増。
もうかれこれ4年も前になる2003年のmimiZ初期のライブ(『meething』恵比寿MILK)に偶然足を運んで聴いてくださっていたという方で以前からライブを聴きたいと思っていたこともあり念願かないました。

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Kenichi Maruyama + 2さん:オシャレ系ポップエレクトロニカ。田口君の場合もそうなのですが、mimizのメンバーで話すことには、僕らはこういうのやらないのではなくて、できないんだ、と年取るごとに明確に思うようになってきました。マルヤマ君のギターの音色が良かったし、会場にいた人たちもいい感じで盛り上がって聴いていた気がします。
今後もどんどんやっていってほしいです。

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M/F/Oナゴヤさん:良い写真がなくてすいませんでした。三条のラジオ番組で本当にDJをしている名古屋さん。この日は既存の音源を自由にミックスしての演奏だったそうですが、その解体具合からオリジナルの演奏かと思ってしまいました。演奏した曲の詳細は以下
http://star.ap.teacup.com/applet/758mfo/msgcate7/archive

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和田英夫さん:自作楽器、間の取り方、演奏の存在感、どれもすばらしかったです。和田さんのソロは去年のwoody以来でしたが、今回のお寺という空間の方がマッチしていた気がします。いいもの聴きました。
tobi君がしきりに「これはお祭りだよ、」と感動していましたし、僕もこの空間が何か特別な祭の催しのように感じました。
ハルモニウムの演奏がうまい、とはsuzukiさん談。年期が違うんですよね。
和田さんは楽器をどう使うかということよりも、楽器から出る音をどう扱うかを常に考えてる気がします。ハルモニウムの鍵盤をずらして、ヒーヒーと音が出るのですがそれを意識的に使っているところなど、必見でした。

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能勢山陽生さん:普段はエレクトロニックのギタードローンをディーゼル・ギターとしてやられている能勢山さんですが、今回飛び込みでフォークでの演奏をしてくださいました。めちゃくちゃすごいものを聴いた気がしました。
能勢山さん歌うまい。あと念が強い。一人の人間が音楽を発するというときの根源的な力を見ました。人前でフォークを歌うのは数年ぶりだったらしく、貴重なものを見ることができました。

と、これだけいろんな方の強い発表の後にみみづとしてはどうしたのものかと考えたのですが、逆に自分たちの限界以上は出せないのだからと謙虚な気持ちでのぞむことになりました。
もうすこし、これからのことを考えればこれらに出演した人たちもそれぞれのフィールドで活躍されていくようにも思いますし、そのような意味でも今回同じ場所で発表できたことは貴重かつありがたいことだったと思います。
本当にありがとうございました。

Posted by shimaf at 13時51分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2007年05月17日(木)

みみづの演奏について考えてみました。(1) [発表系]

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撮影:うめちゃん

5月12日の『ANTU music Temple』、13日の『SUNN O))) & Boris JAPAN TOUR 2007 @ NIIGATA LOTS』を終えてみみづの皆で話をした事について少しまとめておきたいと思いました。みみづでの「演奏」についてです。

よくみみづの演奏は、奏者のパフォーマンス性が弱く、動きがない、はっきり言えば演奏を見せるという意識が感じられない、などいわれることが多いです。実際そうだろうと思うのでそれについて何か反論する気持ちはいつもおきなかったのですが、それでもなにか釈然としない部分もありました。最近それに対して以前よりはっきりとしてきた部分もあるような、少なくとも3人の中での共通の意識も強くなっているように思います。

みみづの場合、演奏はお客さんへ向けて「何かを再現」するための音楽ではなかったという仮定をしてみるとだいぶすっきりすることに気がつきます。「何かを表現」したい、あるいは探したいという気持ちはありますが、「再現」(あれをもう一回やろう)という気持ちで臨むとセッションが失敗することがあまりにも多すぎるのです。
実はメンバーの僕らも音の変化に耳をすましているお客さんと同じ立場にいるんではないかと考えてみます。出てきた音に対して「聴く」という行為がまず最初にあって、それを変化させるだけの自由は持っているけれどもまず聴くことができなければ始まらない、ということです。

「再現」するという行為は観念的に持っているイメージに向かわなければいけないのですが、観念を3人で共有するのは大変難しいことです。だから実際にその場に鳴っている音に対して瞬間瞬間対応する方が簡単なのでしょう。


みみづはまた、ノイズをやっている人だということも言われますが、それは出てくる音がミキサーのハウリング高周波だったり聞き慣れない音を使うからではなくて、実は予定調和ではなかった音、予期しなかった事態がおこってしまうという状況(それは広義の意味でのノイズなのだから)、を扱っていこうとしているバンドという意味でノイズバンドと言われるほうが正しいような気もしています。個人的には、ですが。
慣れれば出音は実は心地良い瞬間が多いような気もしますし。

みみづの演奏中にお客さんが何か突拍子もないことをやりだしたりしたら、ここでの空間のゆがみは正しい意味でのノイズということになりますし、その方は演奏に参加したということになるのだろうし、そうした状況に対してどうアプローチしていくかという即興的な術こそみみづで3人が学んでいることなのかなとも思います。

みみづの演奏中はおそらく耳による対話が中心になっています。そしてあくまで聴き手の立場にたっていることがみみづとしては演奏に集中できている状態のように思います。

新潟LOTSの会場は設備も良くて空間もすばらしかったのですが、スピーカーの位置の関係で舞台上からお客さんへ音を投げかけるという図式がすごくはっきり作られているようにも思いました。本来それが当たり前だとも思うのですが、今後そういう場所での発表の機会があるならばその辺りの考え方も少し見直さないとホールの造りに引っ張られてしまいそうなので注意するようにしたいです。

飛躍した仮定をたてることは、まだ続けていかないといけないようですが、
数年前に映像作家の前田真二郎さんに「みみづ」の名前の由来はきっと「3人の耳」が集まったことを指すんだね、と予言的に言われたことの意味をずっと考えているんです。

Posted by shimaf at 21時57分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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