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2012年12月30日(日)

121230 [《変容の対象》]

画像(320x213)・拡大画像(800x533)

夜に濱地潤一さんより11-12小節目が送られてくる。2012年12月30日の夜。

11-12小節目とほとんど同じ音形の濱地さんの組織。それでもまったく別のものに感じられると言う、目と耳が遊離する感覚を覚える。これはすばらしい。

おそらくここでfineになると思う。明日、濱地さんへ返事をして、今年の《変容の対象》も終わる。
来年は5年目だから2013年の第1小節目は福島から、かな?

http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20121230
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ほら、夢であるじゃないですか あ、これは夢だなーとか考えながら見ている夢
あれ不思議ですよね 半分だけ寝ているような状態なんでしょうかね 後半から話を自分でコントロールしはじめたりして、、

などと知人に延々と話をしている夢を見て 目を覚ます。

その話し相手は、知人と思われる存在であるけれども、よくよく考えれば見知った人の誰とも一致しないのだから面白い。存在の影に触れているようなものかもしれない。

+

コンピュータ処理における手法で最近考えている事があり、厳密にアルゴリズミックなものなのかどうかの判断は分からないのだけど、それは「音の写像」を考えるということにある。

ひとつの楽曲から相対的な関係を抽出する。それらはおそらく数値のリストになるのだけれど、そのリストをコンピュータの再生条件に当てはめて変換利用するとどうなるか。

これは個人的には《氷中フロレット》から無題シリーズに移行した流れと結局同じ行為になる。それらを通して毎回感じて来たのは数値上に現れている数の関係がどの程度音の組織の関係に反映されるのかという事だった。いや、結局反映されているものをどれだけ知覚できるのかどうかということになる。

先日の12月22日の演奏は12×12の行列を処理の根幹においていたし、そこから生まれた音はすべてその再生原理の上に成り立っていることになる。特に、ピッチに関しては12種類の音の内のどれかが使用されているけれども、演奏中にその「どのように12種類の音を振り分けるか」という尺度は変化させている。12平均律の音高世界の中であるときもあるが、多くはオクターブの幅を広くとったり狭く取ったりしているのである。基本となる調律が任意に動く世界で、12種類の音の分別をするなど、相当に訓練された人でなければ意識的になれないと思う。
実際、その日の演奏を何度か聴き返しているけれども、そうした関係性を意識はするけれど、正しく判断できているとは思えない。それ故に、毎回気づきがあるとも言えるのだけれど、演奏時にはそれほど聴き得ていなかったのは事実で、結局のところリズミックなアプローチに逃げているとも思える。ただ、単なる反復に陥っていないのは12×12の行列の情報量が単なる反復と知覚するには難しいほどの充分な長さを持っているということなのだろう。
だとしたら既に充分なほどに人のための音楽では無くなりはじめている。それが喜ばしいかどうかは分からないけれど、一方で聴き手としての立場になった場合は、これらの音響に対してはその背後で働いている極めて抽象化された関係性(ここでは数の関係性)に耳をやる事に集中したい。その関係性の存在の影こそがこの音響なのだという意識で聴くのとそうでないのとでは聴こえ方も違ってくるだろう。

+

濱地潤一さんの最近のアイディアでサックスとコンピュータのアルゴリズミック・コンポジションの話が話題になっていた。上記の最近の興味から素直に反応すれば、まずはそのバッハの旋律を分析して数値のリストを作り、それを処理のエンジンに使えば良いのではないかと思う。
今のところ、試してみる価値があると思えるのはそのような方向性だ。

http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20121227

http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20121229

Posted by shimaf at 23時28分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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