2007年12月24日(月)
mimiz 送信音 連続2/10。 [音系]
【内容】(4:24)
タクオくんの声がクリア。
アプリケーションが会話中に落ちる。
トビくんが会話復帰できない。
※タイトルをクリックで再生/ダウンロードのGUIが表示されます。
※※このシリーズは現在、都合によりpodcastになりません。
検討中なのですが、ご了承ください。
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作った動機から考えて、どうもこれはネットラジオではないなと感じているのだけれど、正確に言い表せない。そもそもの動機がネットラジオを作ろうとしていた訳ではないからだ、という主観的な根拠以外に何かあるだろうかと考えてみると、ネットを使って音を配信していることには変わりなく、その意味でまぎれもなくこれはネットラジオ(オンデマンド)である。
よってここで見つめるべき問題は放送内容の姿勢に対する事柄になってしまうのだけれど、4人はこの日の会話をネット上で公開することをもちろん了解しているという条件はあるが、話す内容は打ち合わせのない日常の会話である(ように思える)。
しかし各人が話さなければと用意していたであろう内容を録音として残しておこうと試みる(即興演奏にも似た)対話となる場合もあり、所々そうした思いが交錯する駆け引きの瞬間は独特の気恥ずかしさが伴う。ただ、それは長い会話の中で占める割合は少ないともいえ、やはり全体にながれているのは4人のごく個人的な日常会話と、アプリケーション不良などに伴うハプニング/ノイズを含んだドキュメントとはいえるのだが、
しかしこの(録音を予告されていた)会話は、完全な日常会話などにはなり得ない。
日常を装った会話である。そしてまた会話自体は本来想定されている聞き手に直接語りかけることをしていない。
ここから、さらに二つの興味を生じさせる。
一つは、4人をこうした特異な会話に向かわせるものは何だったのか。
一つは、そうした会話の編集の際にたちのぼるもの。(残される会話と消される会話、消されたものから生じる文脈)
Posted by shimaf at 01時45分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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