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2011年11月13日(日)

111113 [《変容の対象》]

画像(320x213)・拡大画像(800x533)

濱地潤一さんより《変容の対象》2011年11月の1-2小節目(サックス・パート)を受け取る。
http://d.hatena.ne.jp/hamajijune/20111113


《フロリゲン ユニット》の初演に際しては、濱地潤一さんには多くの面で重要な助言をいただいていた。無事、初演を終えられてほっとしているとともに、改めて多くの方の協力に深く感謝している、という状態にある。


++

今回、コンピュータのオペレートをしてくれたMimizの飛谷謙介くんがよく言うのだけれど、"例えばハウリングの一番面白みのある音は鳴るか鳴らないかのその狭間の領域だ" ということがある。静寂と発振の狭間であり、今ではこれは、Mimizのメンバー間では周知の事となっている。



《フロリゲン ユニット》、間違いなく演奏者の質の高い演奏に支えられた初演でした。


そして、今回の演奏にあたっていくつかの発見がありました。

本当に面白いと思ったのは、奏者の演奏状態がリアルタイム処理とフィードバック効果によって拡大増幅された結果の様子が、毎回想像以上に多様だった事。音響的に澄んだ響きでなければ最終的な響きも澄んだものにはなり得ない。これまでソロの楽器とコンピュータというDuo形式が多かったため、複数の演奏家の介入する今回のようなアンサンブルでは、奏者は2重のアンサンブル能力が必要とされる。一つは奏者間のアンサンブル。もう一つは自らの過去のアンサンブルに対する演奏センス。
そういった意味でも奏者には音の調和に対する感覚が、強く要求されるものになっていたようだ。

一歩踏み外せばとたんに牙を剥くような音場に奏者それぞれが身をおいていた事、それにはおそらく初演の演奏のみを聴いた人には理解できないのではないだろうかという思いもある。それほど奏者は鋭い感性で、最善の演奏をしてくれたと思う。

そして、このような比較的単純な音場ですら制御するということは大変に難しいのだ、ということを身を持って感じる機会となった。
結果的に今回は奏者の感性で澄んだ響きを保ち得た、とも言えるだろうが、
過信で予想を見誤ればあっという間に制御不能となる、という事態は確実にあっただろうし、そもそもそのような事態は世の中にも満ちている。



《フロリゲンユニット》は11拍を1つのユニットするビートの集積で構成されている。11拍、というのはおそらく人間がひとまとまりの拍子としては感じ取れない単位である。

前提が人間ではない。

ならば、その結果どこに狭間が生まれるのか。


++
また、初演にわざわざ新潟から足を運んでくれた家族や作曲家の田口雅之さん、プロダクトデザイナーの高橋悠さん香苗さん。友人のKEN★Hさん。ゆっくり話せなくて残念でしたが、嬉しかったです。その他、気にとめてくれていた方々、心より感謝しています。

Posted by shimaf at 23時37分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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楽譜《フロリゲン ユニット》

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