mimiZ

mimiZのライブ情報、音源などを発信していきます。

2009年09月12日(土)

090909 [福系]

画像(180x135)・拡大画像(800x600)

2009年9月9日に《変容の対象》9月の2−3小節目を濱地さんへ送る。

今月の《変容の対象》は僕からのスタートだった。1小節目はこれでいこう、というプランは先月の曲が終わった段階で思いついていた。それは、8月に送って濱地さんが曲の終わりを感じたという小節を今度は曲の最初に持ってきてはどうかということだった。ただ、それでいいかどうかは10日ほど悩んで決めかねてもいた。どういうことになるかはやってみるまで分からないし、たいしておもしろくもない可能性もある。濱地さんに怒られるかもしれないという気さえ少ししていた。
でも結局のところ、小曲の最後の響きの構成が、次の小曲の最初にリフレインしている組曲の様子というものを単純に聞いてみたいという想いが強くなり、他にアイディアも浮かばなかったので9月最初にそのようにして送らせてもらった。
その際、テンポは2倍ほど早く設定させてもらったが、これは当初の計画からすれば少し意図から外れてしまったかもしれない。

少し宙ぶらりんな気持ちのまま、3日に濱地さんから返答があり、それを見ればあっさりと曲は開始されている。なるほどこれは当たり前のことで、曲の終止感というのはそれまでの経過と密接に関係しているのだから、前曲で終止を感じた音組織はそれ自体では絶対的な終止などを導くものではないわけです。

おーなるほど、ではでは、と思いながら月日が流れ、結局約一週間後に2−3小節目を書き上げる。やはり、そのまま先月と同じことをやる気にはなれなかったので、いろんな振り幅を持たせようという気持ちになった。まだ3小節しか書かれていないけれど、概ね面白く、また進めそうな気はしてきた。


しばらく前に、太宰治の「ろまん燈籠」を読み終える。この話は話の中に小説好きの5人兄妹が登場して、その5人が順々に小説をリレーして書いていく様子が描かれていくものだった。結局5人兄妹の書き繋げていくストーリーの発想や文体から5人の性格/心理描写を描くという太宰の意欲的な試みが伺える作品なのだけど、個人的には《変容の対象》のことを考えずにはいられなかった。5人もの違った精神の介在を1つの作品として許すことができるかどうかなんてことを考えてしまう。
物語の中の5人はとても真剣にしかもそれぞれ楽しんで物語を繋いでいくし、ある程度の破綻も兄妹の個性として楽しんでいる様子もうかがえてそれはそれでほのぼのとする。物語も終盤になり、なるほどこういいう話なのですね、面白かったです、という感じで読み終わろうと思っていたら、最後は太宰らしい気の利いた「オチ」つきでじんわりとやられてしまった。この最後の約2行でそれまでの流れをまったく変化させてしまうやり方には驚いてしまう。


そして例えば、即興演奏でもそうしたことは当然起こりえるのではないかと想像することができ、もしあるなら是非聴いてみたいし考えてみたい。

Posted by shimaf at 03時34分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

トラックバック

トラックバックURL

http://www.mimiz.org/tb.php?ID=256

コメント

コメント投稿フォーム

名前: (この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

ページのトップへ ページのトップへ

menu

9

2009


    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

広告

PHOTO

mimiz 送信音 連続9/10。

mimiz 送信音 連続9/10。

100220-21

100220-21

飛躍。

飛躍。

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

RSS1.0 podcast

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2007-2009 mimiZ All rights reserved.