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2009年09月03日(木)

090831@円盤hamaji×fukushima [レポート]

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2009年8月31日は高円寺の円盤にて濱地潤一さんと福島諭のデュオをしました。この二人での発表はこの日以降少なくとも年内は予定がないので大切に発表できればと思っていました。





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当日の早朝に新宿着。どうやら台風が近づいているらしくここは肌寒い。風邪をひかないようにしたいと思う。新宿駅を出ようとすると雨が土砂降りだったので傘を売店で購入してまだオープンする気配のない街並をぶらぶらと歩く。写真などを撮ってみるもなにか虚しく、喫茶店に入ってコーヒーとパンを購入。パソコンをいじり作業をしたけれどやがて電源がなくなり、考え事をしようかとノートを探すがどこかに忘れてきたようだ。ならば買おうと店を出て、売店でノートを一冊買って改めて別の喫茶店に入る。コーヒー1杯。ノートに何ともなく数字の羅列を書いてみたりする。《Amorphous ring I》の内部処理を思い出しながら整理する。独特の時間の流れを考慮に入れなければいけない。《Amorphous ring II》への構想を考える。それまでには24曲+1曲の短い習作を作る必要があるように感じた。

11時にオープンするネットカフェに移動。ネット環境が復活してお昼過ぎまで作業。濱地さんから13時半頃メールをもらう。無事に東京へ着いたとのことで安心する。後ほど新宿のタワーで合流することに。10分ほど遅刻してタワーへ到着。濱地さんを待たせてしまった。朝からぼうっと独りで作業し、コーヒーも多く飲んでいたせいか、頭と身体と言葉がどうやらチグハグな時間を持っているようであまり言葉がいいように出て来ない。
それでも久しぶりの再会を喜び、高円寺へ移動する。

高円寺ではいつも2人でよく入るカフェに入り飲み物を注文する。さすがにブラックコーヒーも飽きたかしらと黒糖入りのカフェにしたけれどこれは少し甘すぎた。

濱地さんが用意してきてくれた新曲「mimesis」の楽譜とCDRを受け取る。作品の説明を受ける。今回の作品は濱地さんのほうで旋律以外の響きも構築されていた。それならばまずはその響きをコンピュータープロセッシングでリアライズすることができるかどうかを考えてみて、今回はうまくいくかもしれないアイディアも閃いたのでお話しする。もしかしたら、この作品から本格的な共同制作が可能になるかもしれないと思いつつ、まずは後日プログラムを書いてみることにしようと心に決める。

それ以外は何となく僕がむにゃむにゃした話ぶりで何となく時間が過ぎていった。濱地さんへ《amorphous ring I》の楽譜付きCDRをお渡しする。



会場へ移動し、リハを終える。


リハを終え、濱地さんから《amorphous ring I》への質問を1つ受ける。「途中で音が薄くなる瞬間はあれは何ですか?」そのときはとっさに
「同じ音が重なってしまうのではないでしょうか」と答えたけれど、
後日、おそらくあの空白は録音しているサックスのフレーズの音と音の間の無音が極端に引き延ばされている箇所であろうと考え直す。
些細な演奏の変化が極端に拡張されて全体に被さってくるようなものであり、作品のあり方は当初想定していたよりも非常に多様な側面を持っているように思われた。こういうことも再演を重ねたことでようやく見えてくるありがたい観点だった。


本番、《Amorphous ring I》も
濱地潤一さん作曲の《contempt for soprano saxophone and computer》も大きなミスはなく、無事に終えられた。contemptなどはコンピューターのプロセッシングと濱地さんの旋律が非常によい具合に反応しあった瞬間も多く驚きとともに演奏することができた。
contemptのPC処理に関しては一任されているので、即興的にパラメーターを変えていくのだけれど、それに対して濱地さんがcontemptのシステマチックなフレーズ(音列群から選ばれる)のアプローチを瞬時に反応して積み上げていくその速度の速さにもかなり驚いた。
ある箇所では、
「あ、ここでこうくるのですね。面白い。これはどこかでも感じた感覚だけれど それはなんだったか、、あ、確か《変容の対象》の何月だったかにあったアプローチと、、」
などとも演奏中に感じてしまう始末。でもこれはやはり事実で、いろいろな意味で重要な瞬間となった。

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演奏後はすぐに東京を出発しなければいけなかったので、会場にいらしてくれた土居哲真監督やmimizの鈴木悦久さんらと出来るだけ多くお話するようにして、実際いくらか楽しくお話できてよかったです。音を出した後は言葉も自然に多くなりやっと楽しくしゃべれそうだったのに帰らなければいけないのが残念でした。


この日の他の出演者も非常にレベルが高く、ご一緒できてとても光栄でした。演奏後に出演者を紹介するのもとても素敵ですね。僕は今回も恥ずかしくて演奏後のお辞儀をきちんとできなかった気がします。
聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。



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撮影:土居哲真

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撮影:土居哲真

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撮影:土居哲真



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土居さんの写真も掲載されている本が出版されています。

ART BOX vol.3 Photography (ART BOX MOOK SERIES)
体裁:A4型変型/オールカラー
定価:3,150円
ISBN978-4-87298-834-5

http://www.artbox-int.co.jp/publish/mook/mook_artbox_03.html

http://www.amazon.co.jp/ART-vol-3-Photography-MOOK-ARTBOX/dp/4872988345/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1250777449&sr=8-1










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濱地潤一さんからの文章はこちらから。
(すっきりまとまっています。)

Posted by shimaf at 22時45分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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