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2015年09月26日(土)

150926 [《変容の対象》]

画像(320x213)・拡大画像(800x533)

その後、《変容の対象》の応答は書けないでいる。ここ数日、車移動しなければいけず、腰を据えて作業できていない。運転は眠くなるしあまりよくない。さすがに移動疲れがとれないようなので、昨日は思い切って早く寝てみた。


また中古レコードの話になるが、サラマンカホールでの発表を終えて少し落ち着いた頃に何枚か購入した。オーボエの協奏曲でモーツアルトとリヒャルト・シュトラウスのものがA・B面にそれぞれ納められたものが特に印象的だった。奏者はハインツ・ホリガー。

リヒャルト・シュトラウスは歌曲でもすばらしい作品を残している。大学の頃に同期や先生が歌われているのを聴いて心が動かされたのを未だに記憶している。また、一方で後期ロマン派の限りなく無調に近い作品も残している作曲家であり、あとは、映画「2001年宇宙の旅」に楽曲が使用されて有名なのも少し別の文脈かもしれないが忘れられない。とにかく個人的には気になりはしつつも、すこしどこに焦点を当てていいか分からない作曲家でもあった。

今回のオーボエ協奏曲は、晩年に進められたとされる新古典主義などへ傾倒が色濃くみられる。モーツアルトの協奏曲と並べられてもほとんど遜色のない体裁の楽曲として聴けた。むしろ、極めて限られた印象的な動機のみ(おそらく2つほどに還元できるのではないか)を使用してここまで豊かに、しかも大きな逸脱を含まずに構成されている楽曲にすっかり魅せられてしまった。新古典主義というと個人的にはストラヴィンスキーの楽曲をいくつか思い浮かべてしまうのだけれど、模倣と顕示(自己か音楽的欲求によるかは分からないにせよ)の綯い交ぜになった音楽としても見れるなぁと、そんな理解だったのだけど、そういうイメージも払拭してくれた。
結局、無調主義的な領域には行かずに引き返した作曲家として、その理由も納得させられる気すらする。

聞き込んだ印象がないにせよ、かつて買ったCDにもこの協奏曲が入っているものがあり、ここ数日はリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲を聞き比べたりしていた。


+
クラシック音楽の体験として大きな関心を持ってくるきっかけは、最近はもっぱらレコードという媒体なのが不思議だなとも思います。

Posted by shimaf at 08時52分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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