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2008年03月20日(木)

土居哲真さん次回作。 [福系]

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

撮影:土居哲真

現在、映像作家の土居哲真さんの次回作のためのピアノ曲をいくつか録音している。土居さんとは前回のセルフ・ドキュメンタリー「belief」以来となる。

録音自体はこの冬に何回かに分けて録音し続けていたのだけれど、それを育てる作業は楽しく、でも結構時間がかかる作業でもあるので結局最近までやることになっていた。

そうした関係もあって、この冬に東京に行く時はだいたい土居さんのアパートに泊めさせてもらって打ち合わせをかねさせてもらった。土居さんはいつも作品を作る際にとても念入りに物事の有り様やそれを取り巻く構造を詳しく調べられるようだ。一月前の話し合いではもやもやしていた部分が一月後にはずいぶんすっきり整理されて迷いがなくなっていた様はとても小気味のいいものだった。「結局自分の問題として捉えないと、、」といったその姿勢はとても実直なものだと思う。

ピアノ曲で関わらせてもらうのは二回目ということもあるのだけれど、最初のテーマがふと出てきた瞬間は、あ、これは土居さんの世界だ、と思えたのが今でもちょっと不思議だ。実際、そのテーマは土居さんからもすんなりOKがでた。その領域は多分土居さんが光を当ててくれた部分なのだと思う。僕の中では差別化ができていなかった部分を、これはいい、ここは違う、というやり取りをした中で少しずつ僕の中で意識化された部分だったのではないかと思う。その意識が持てれば後はそこを中心に離れたり、近づいたりすればいいのだし。
例えば、舞踏の山本瑠衣さんの中にも何か独特な音響世界が広がっている気がするけれど、山本さんの場合はまだその確信に近づけないでいる。でもいつかもっとつかめる日が来ることを願っているけれど。なにかもう1つのやり方が必要だ。

結局自分ができる範囲しかできないのだけれど、こうした対話によって出てくるものは、単なる音楽提供、演奏、作曲といったことで作られたものとはまた別の種類のもののように思う。クライアントの発注に単に答える作業でもないし、もっとゆっくり時間をかける部類のもので暖かく育ったものがそのまま答えになるようなものだ。

lalariやmimizでは対話自体が音に関するものだから、どちらかというとなれているのだけれど、すっかりそれに慣れてしまっていたな、ということを気づかせてくれるのは主な言葉が音でない人との会話においてかもしれない。

守るものは守って育てるものは育てる、結局それが一番難しいような気がします。たぶん、今月中に土居さんに音源を渡したらひとまず今回のプロジェクトが終わるので少しいろいろ思うところがあるわけです。


写真は土居さん撮影、能勢山陽生+福島諭(@難波BEARS)。

Posted by shimaf at 00時54分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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